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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

クシャミの話

2014年04月09日 | 生活・ニュース
 

 右の白目の半分が真っ赤になっている、素人にも出血だと想像がつく。痛くも痒くもないが、顔の外観を一段と引き下げる。出血するようなことは思い当たらない。視力が消える、そんなことを思ったこともないので不安は増す。かかりつけの眼科医は8時半から、急いで駆け付ける。

 待合室のTVは朝のワイドショー、それは見ないで目を閉じて診察を待つこと20分。症状を話すと「大きなクシャミや重い物を急に持ち上げたりしませんでしたか。血液さらさらの薬を服用していませんか」と3つの問いを出しながら検眼、さらに暗室で検査、白目に毛細血管から出血したている、と診断。

 その朝は、起床してすぐに何度かクシャミをした。それは自分でも大きなクシャミだったと思った。重い物はもっていないが血液サラサラは内科医の処方で服用中と話す。そして医者は「処置は別にありません。数日すれば元の白目に戻ります」で診察終わり。少しは覚悟して入った診察室、あまりのあっけなさに安心を通り抜け、少々慌てた自分を笑う。

 それにしてもクシャミ、人の前では遠慮しこらえることもあるが、風邪でもなし鼻ムズムズのあと急にやってきたクシャミは止められない。思い切りクシャミした後は言いたいことを言った後のようにスカッとする。診断どおり白目に戻った。それからというもの、クシャミが出そうになると身構え静かなクシャミに抑えている。何がすっきりしないが高齢者の身を守るため。この日の診察料は1割負担で170円。
コメント (2)
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