日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

くるとん誌七町を紹介

2018年12月11日 | しっちょる岩国

市内北西部の盆地に「株式会社くるとん」という会社がある。会社の理念は「地域の物語を見つけて伝えて、人も自分も幸せになる」、使命は「“くるとん”のメッセージを伝え、心豊かで健やかな生活を支援する」と社のホームページに載っている。丁度5年前の12月、VOL.38号に、所属している「岩国エッセイサロン」が4頁に渡って紹介された。その時の取材と誌面から、理念と使命を実践している雑誌だと感じる。

 購入は5年前のその1冊だけだが、ある医院の待合室で読んでいる隠れ読者の一人となっている。その待合室で、くるとん最新号「岩国七町」(VOL.52、11月30日発行)を目にした。パラパラとめくり、購入と決め読まずに書架へ戻した。岩国七町は「玖珂、柳井、米屋(鍛冶屋)、塩、材木、魚、登冨(豆腐)」で、吉川藩を語るうえで欠かせない庶民の住む町、岩国検定でもしばしば登場した。

 七町の所在は錦帯橋の岩国側(錦見)で、その一つ玖珂町は錦帯橋袂から中土手を下流方向へ歩いて1分ほどにある。七町巡りのスタート地点になる。くるとん(税込み千円)持参で散策すると、武士と町人の生活と暮らしがありありと浮かび来るだろう。これまで数えられないほど歩いた七町、読んで歩けば新しい発見が出来るかも、その時はここに載せよう。

 トップ記事は「川を動かし、土地を造る」。錦川にはいくつか支流があり、それを一つにして今の流れに変え土地を造り七町に至った。岩国小学校付近には支流のひとつが流れていた。聞き覚えの話しが図入りで示されていてつかえがおりた。こんな記事を含む七町の今昔が100頁余で載っている。写真と記事、そして古地図を味わってみよう。
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