広島カープ優勝報告会と黒田投手の引退セレモニーがマツダスタジアムで昨日行われた。抽選で入場券をゲットした知人は、家を5時過ぎに出発、球場についたのが6時過ぎ、すでに長蛇の列だった。開門の頃には球場外周にまで列は伸びていたと話す。フアンがこの日をどれほど待っていたかがわかる。平和大通りのパレードは広島在局4社がTVで全中継、球場バックスクリーンで眺めたという。
パレードは「歓喜31万人」、地元紙は1面トップで、もちろんカープ赤で5段抜きの大見出し。広島に足を運べずにいる私が、広島の熱気をくみ取るのは紙面からでありがたい。そんな中で黒田投手がマウンドに右膝ざつき涙をぬぐう、永久欠番となる「15」の姿だった。報道では30秒間とある。様々なことが去来しただろう。
いつからカープフアン、と聞かれることがある。いつの間にかカープを応援していたと言うくらいの底の浅いフアン。それ以前は東京のチームが負けると何故か分らないがニンマリしていた。そんな様子だからカープ狂の人から見れば仲間入りさせてはもらえないだろうが、自分ではカープ応援が日増しに強くなり今日に至る。まあ、フアン歴の長短でなく加えてほしい。
日本一は逃したが夢は続く方がいい、来期の目標をそこに置けば選手とフアンが一体となれる。今シーズンの戦いを忘れずにこれからのキャンプに精励してほしい。1年先、平和大通りが真赤に染まるようフアンも今年の感動を忘れずに応援を続ける。欠番の15を復活させたい、そんな選手の登場を期待しながら。
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