日々のことを徒然に

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年賀状を案じつつ

2024年11月30日 | 生活・ニュース

 TVに背を向けて用事をしていたとき聞こえて来たのは「明日から12月、1年の過ぎるのが早い」とさも感慨深げに話す。どうしてそう感じたのか話にはなかったので分からないが、季節の挨拶として使われる時期になった。これが聞かれるとやり残しはないか習性のように気忙しく感じる。

 どうしても年末までに済まさないといけないのが年賀状。年賀とは元来、高年の寿を祝うことばで、古希や還暦、喜寿などの祝いを言ったものと言われる。しかし、今は新年の祝いの書状を略して年賀状とされている。ということらしい。いわれはともかくとして元日に届かなければ意味がなくなる。

 JPの職員に頼んでおいた年賀用はがきが届いた。枚数は現役のころの三分の一よりも少なくなった。年賀状利用者が大幅に減少した一つの理由は私のような例もある。より大きな減少を起こしているのはSNSでの年始挨拶と言われる。年が変わると同時に新年の挨拶が出来る、これがさらに広がり、いつかJPの年賀はがきが姿を隠すかもしれない。

 年賀状を読みながら、載っている写真をみながら年明けの駅伝をTV観戦するのは過去になった。JPの一方的な合理化で配達局が統合されたため、最近は年賀状の届くのが昼を随分過ぎてからになった。「郵政民営化となってもサービスは現行とかわらない」という時の総理の絶叫はまだ耳に残っている。

 (今日の575) こぞ忘れ意欲沸かせる文を記す
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