或る店の駐車場にバックで停車、目を正面に向けたとき、私の車に前方から突進してくる車を見た。「驚き恐れる、気持ちがヒヤリとする」肝を冷やす思いをした。駐車場の前は片側1車線の道路で交通量は多い。向かってくる車は、道路反対側の駐車場から、左折のウインカーを点滅しながら直進してきた。
クラクションを鳴らすのが精いっぱいの私の対応だった。クラクションに気づいたのか運転手が誤操作に気づいたのか分からないが、ほぼ道路をふさぐ状態で停車し、事故にならずに済んだ。運転は若い女性、何事も無かったかのようにバックし、急発進で左折し走り去った。ひと息ついてこう思った。急いで左折しようとアクセルを一杯に踏み込んだことが原因だろう、しかし、そんな運転をしているといつか事故を起こすことになる。
駐車場で駐車しようとしてブレーキとアクセルを踏み間違えて起きた事故が多い。最近の車はこうした事故防止の対策が施されたほか、カメラやレーダー装備で安全な車が売りになってる。急激にアクセルを踏むと警告音が鳴ったり急発進出来ない装置もあるそうだが、これらはオプションという。
咄嗟の時、ブレーキと間違えてアクセルを踏み込む防止策としてワンペタル方式がある、これもオプションで装着が出来る。構図を見ると確かに踏み違いストップとなりそうだ。こうした先進装置の取り付けもだが、口先だけの安全運転心得でなく常に心して運転したい。免許取得から50年余、反則金も罰金もなくゴールド免許で過ぎた。免許返納もそう遠くない齢になった、それまで無事故で過ごしたい。
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