日々のことを徒然に

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「商店街が消えた」の言葉にショック

2024年11月05日 | エッセイサロン
2024年11月5日 毎日新聞「みんなの広場」掲載

 10月23日の本欄「商店街の衰退を食い止めて」を読んだ。私の住む岩国市でも、国指定の名勝である錦帯橋のそばにあり、 「銀座通り」と呼ばれ100軒ほどの店でにぎわった街一番の商店街が、郊外型大型店の出店ですっかり衰退してしまった。
 先日、その商店街で初老の男性が閉店した書店を撮影していた。かつて父の転勤で移り住んだ地を訪ねて旅をしているという。岩国の感想を聞くと「錦帯槁の5連のアーチは昔と変わらないままたが、商店街が消えていることに驚いた」と話した。
 「シャッター通りになった」「寂しくなった」という声はよく聞くが、「消えた」という表現を聞くのは初めてでショックを受けた。かつてのにぎわいの記憶との対比から、そのような言葉が出てきたのだろう。
 商店街は江戸時代から商人の町として栄えてきた。観光によるにぎわい復活を模索しているが、歴史を生かし独創的な施策がほしい。

 (今日の575) 懐かしい屋の付く店を思い出す
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2 コメント

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友いづこ (もぐら)
2024-11-05 18:41:59
町の衰退 僕の友人も多数いました ガラス屋、靴屋、毛糸、文房具
どの店も今はなく お逢いすることもありません
以前は年末の恵比寿に 心躍らせて年末の買い物に出かけたものです
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もぐらさん (tatu_no_ko)
2024-11-06 19:13:57
投稿欄担当の記者は錦帯橋付近の地図開いているようで、「全く店がありませんね」と驚いていました。
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