原発はトイレのないマンションといわれるが、家にはトイレのあることが普通だ。しかし、下水道未整備の地域では多くの家で簡易水洗トイレを使っている。「非水洗トイレよりも衛生的であり、水洗式トイレに近い実用性が得られるために設置する」と説明がある。
子どものころの様子はさておいて、簡易水洗トイレも、設置者は定期的にその機能点検をおこない、周辺へ絶対に迷惑をかけないようにする義務を負っている。非水洗トイレは機能点検は不要だが、バキュームカーのお世話になる。我が家もそうした長い経験があった後、今は簡易とはいえ、水洗の便利さをうけている。
街で見かけたとき、何の作業車だろうくらいで見過ごしていた。ところがバキュームカーと知ったのは最近になってだった。素人で構造を伺い知ることはできないが、密閉型になっているようだ。昔は、一見してその車ということが分かった。楕円型のタンクとベントから少量のもやもやした白いベーパーが出ている車、という固定観念を持っている。急いでそばを通り抜けていただろう。
もう一つの特徴は、幾重にも巻いてある汲み取り用の長いホースだった。車からトイレまでの距離は一律ではないので長物も必要になる。そんな長いホースは新型バキュームカーには見えない。うまく納められているようで見た目にもすっきりしている。ベントも見えないなど工夫された外見の新型車、夏の名残惜しそうな日差しをうけながら古い通りへ曲がっていく。
まだ無い・・田舎町だが下水道が完備され汲み取り式の
トイレは減ったのだが まだマチを石油タンクを積んだ
ような汲み取り車が走っている。それでも以前からすると
匂いがすこぶる少なくなった。
下水道の負担金や水洗トイレの費用などの負担が
出来ない・・と我が町内会でも月一程度でバキューム車
が通って行くのだが 積雪を前に汲み取り作業が最盛期
を迎える北海道だ・・
下水使用料は水道料金同等です。簡易水洗の管理料からすれば大幅な増額になります。
地域の特性?、積雪までに汲み取る、作業内容からして納得しました。