久しぶりに机周りを整理する。処分量の一番は新聞のスクラップ、どれを残すかどれを廃棄処分するかなど判断していては終わりは来ない。これは毎度のことで皆さんもご経験がおありかと思う。さっと見てさっと破棄、明日収集の燃えるごみとして処分する。
どうして紛れ込んだか記憶にないが、はがきホルダーが箱の底にあった。開いてみるとなんと懐かしいはがき、自分の絵手紙が残っている。10数年前、知人がボランティアで絵手紙教室を開いていた。面白そうなので月1~2回、小学校時代の絵画クラブを思い出しながら何十年ぶりかの絵を描いていた。参加して1年目くらいに教室の作品展があり、展示会の賑いにと出展した。
写真はその時の作品。縦位置の下が初作品と書き残している。消えそうな薄い字で「暑中見舞」と書いる。鉢植えの植物は何だろうか、朝顔の葉に似ているが茂り方が違う。そのころはミニトマトを作っていたのでそれかもしれない、などと思い出す。淡い緑が涼しそう、先生の評はそんな内容だった、ダメ出しの評の無いことで参加は続いた。
面白さが増したころ、身辺に多忙なことが舞い込み教室をご無沙汰することになった。今も先生とは交流があり、新聞に投稿が掲載されると内容に見合った絵手紙が届いていたが、それはさすがに遠のいた。記録として残る、恐ろしいようでもあるが思い出すには必要、書いても撮っても描いても、残しておこう。
(今日の575) 物忘れ残した記録が薄れさせ
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