日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ブログ18集

2024年09月20日 | 生活・ニュース

 「短い文章を書いて投稿し自己研鑽を」、そんな趣旨の同好会に入会して始めた新聞への投稿。その手助けとして、書くことの抵抗感をやわらげるためにブログを薦められた。そんなことから始めたブログが19年目に入った。上手く書けるかということは別にして、書くことにさほど抵抗感なく今日になった。同好会は解散したが、投稿は続けている。掲載率は計算していないので分からない。

 そんなブログを1年単位で自家製本している。18年目の1冊が完成し全18冊となった。これまでに書いたブログは6千余編、ここ10年は1日も欠かさず書いている。毎日、今日も健康に過ごせた、と意識してその日が終わる。健康のバロメーターにもなっている。

 ブログはウエブサイトに載せる日記形式のもので、そこに情報提供や意見などのコミニケションを持たせた機能があるという。この18年間あまり何をのせるか意識せずに、パソコンを開いたときの気づきを主にしてきた。だから内容は、いろんなことがごたごたと入り混じった軽く書き流した内容で、訪問いただいた方には申し訳ないと思っている。

 手作りしなくても制作依頼すれば、という教示は何度か届いたがまだ手作りでいる。横書きを右開きの本形式に組み直し、印刷、ページ繰り、目次作成など楽しんでいる。製本は友人手作りの制本機で本形式にし、背表紙を加工して綴じる。時間をかけて作る、これもブログの延長線上の楽しみにもなっている。ざ~っと繰ってみる、ミスが見える、これも手作りならでは、毎回こう思って苦笑している。

 (今日の575) 徒然に残した粗文に来た途が
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治も連作避けよう

2024年09月19日 | 生活・ニュース

 茄子やピーマンなどの野菜が知人から届いた。スーパーでキュウリ1本200円という野菜の高値に驚いた後だったので家内は大喜びだった。猛暑日数を更新中の暑さの中で収穫されたようだ。それだけにより有難味が増す。茄子を見ていてふと思い出した、今では決して口に出せない「秋の茄子は嫁に食わすな」というひと言。

 嫁とは「息子の妻」が一般的。知人と話しているときだった。「うちの嫁がなになにをしてくれた」という話を聞いていて、内容が理解できないでいた。嫁とは誰かと聞くと「息子の連れ合い」のことで、嬉しかった話の内容がそれで理解でき大笑いしたことがある。嫁の使い方を違えると誤解が生まれることもある。

 「食わすな」の解釈が面白い。ひとつは、嫁に美味いものを食べさすなという姑の嫁いびり。もうひとつは、種が無いから後継ぎの子が心配になる。今の時代には冗談でもこんなことを口にすると、大騒ぎに連なるだろう。

 野菜には、毎年同じ畑に同じ物を続けて植えると生育が悪くなり枯れたりするということで、連作は避ける。そんな話から話は総裁選に飛んだ。同じ党内で似た様な思想の人が順に出て顔は変わっても、野菜で言えば連作と同じ。時には思い切って自然の法則に沿って植え替えなければということで話が落ち着いた。でも、投票権がないので、と笑いで終わった。

 (今日の575) 何もかも猛暑で不作高値呼ぶ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ19年目に

2024年09月18日 | 町かど

 私の足音、ゆっくり歩きの散歩なのでそんなに大きな足音ではないと思うが、緩やかな曲がり道を曲がったら、前方の道に寝そべっていたネコが頭を持ち上げ、じっと見つめる。私には他意はないのでゆっくり近づいていく。「しょうがないか、道をあけるか」、そんなゆっくりした仕草でそばの門扉の下をくぐり抜けて姿を消した。

 せかっくの日陰でのくつろぎを妨げたようで申し訳ない無いと思いながら「こうしてこの場所でくつろげるのはもうしばらくの間だ」、猫に教えてやりたい思いがした。ここは旧城下町、とは言いながら武士や町人の住まいする地域から少し離れたところ。空き地や更地が宅地に変わり、売り出しの看板が何本か立っている。

 ネコが寝そべっていたあたりの道幅は狭く、先に直進すると直角の曲がり角もあり軽自動車でも通り抜けできないと思う。ネコが寝そべっていたあたりが拡幅されるという。そうなると車の数が増え、ネコの寝そべる場所は失せるかもしれない。数軒は建つ空き地があるのだから。

 突然ですが、ブログを始めて19年目に入りました。どこからの制約を受けることなく、思いのままにキーを打っている稚拙なブログですが、いつもご訪問いただき有難うございます。ブログを書くことも健康のひとつの証、と勝手な理屈でここ10年ほどは1日も欠かさずにこれました。7回目の年男ですので、どこまで続くやらです。

 (今日の575) 6千余書いたブログは自分史か
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また来年

2024年09月17日 | 生活・ニュース

 異常な暑さは酷暑や猛暑と呼ばれ、暑さを言い現すのに熱い表現も多く出会った。そんな異常気象ではあったが庭のリコリスは元気に咲き、年金生活の高齢夫婦に潤いを残してくれた。先日、今年の最後の1本が咲き終わった。

 芽が覗き、さぁ伸びるぞ、というところで野良さんの乱入で十数本が折られた。家内がコップに入れ、毎朝水を変え、茎を洗って活かした。よく応えてくれて、花は少し小ぶりだったが、色は土植えと同じ、生け花のようにコップ生活を過ごしてくれた。コップの中で咲けるかと心配したが、自然の生命力に癒された。

 何度も載せたが花の咲くとき葉はなく、葉の茂る時に花はない。葉は花のために養分を球根に送り勤めを終える。球根は葉の働きをきちんと活かし花を咲かせる。相思花の所以というが、葉は母のような働きをする。今、夫婦別姓が総裁選でも論じられているが、リコリスならどう答えるだろうか。

 リコリスの花言葉は「独立」「情熱」。「独立」は、一枚も葉もつけず、一本の茎のみでまっすぐ花をつける姿に誇らしさや強さを感じたことが由来という。「情熱」は、赤いリコリスが燃える炎を連想させることにちなんでついた。赤いリコリスの花言葉は「情熱」「再会」です。「再会」には、先祖様や大切な人が帰ってくるとされる秋の彼岸に咲くことにちなんでついたという。彼岸のころに相応しい。

 (今日の575) 熱暑にもかまわず咲いて有難う
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高卒の採用試験

2024年09月16日 | 回想

 来春高校卒業予定者についての採用試験が始まる報道を見て思い出す。まず、所定の様式でハローワーク(職安の呼称がなつかしい)で求人票の確認をうける。次いで求人依頼校へ求人票などを送付する。その後、送付の各校を訪問し、進路指導の先生へ諸説明をし、生徒の推薦を依頼する。中国・九州の各校を訪問したことを思い出す。

 試験の前日、遠方からの応募者は前泊とする。各地からの応募者はいづれも初対面、緊張気味だが、テーブルに食事が並ぶと緊張は解け元気な食べっぷりに毎年ホッとした。試験が終わると前泊者は車で最寄りの駅まで送り、各校に終了を連絡する。さて、それからの関係者による選考会議から採用者を内定する。結構な作業になる。

 採否を決定する。不採用となった応募者の学校へその説明のために訪問する。その時の気持ちを退職後書き残している。その一節、「巣立ちの前に、厳しい現実に遭遇させる役目を恨み、新しいチャンスが与えられるように願いながら校門をくぐった。あの時の生徒たちが、いま次のチャンスを活かしていることを信じる」。

 こうした選考で最も注意し気をくばったのは、関係機関からの指導もあったが「公正な選考」だった。そのことが、重い気持ちでの不採用説明の学校訪問でも、自信を持った説明に至ったと思っている。最近は高卒の就職希望者は大幅に減り、人出不足の深刻さは大きなニュースになるほどだ。採用担当者の苦労は大変だろう。

 (今日の575) 面接の握りこぶしが目に浮かぶ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

てっぽう草の音

2024年09月15日 | 回想

 何年か前の川土手法面での話しから。鎌を使って腰くらいに伸びている雑草を刈っている人を見かけた。こうしたところの草刈りは除草機を使うのが当たりまえだろうと思いながら「綺麗になります」と声を掛け、「鎌ですか」と問うた。手を休めて「ヤギの餌にするため刈っております」という答え。聞くとヤギが好んで食べる草を刈っているという。

 その草は、子どものころに遊んでいた草で「てっぽう草」と呼んでいたが、正式な呼称は今も知らない。てっぽうのいわれはこうだ。手の親指と人差し指で輪を作る。そこにてっぽう葉を置き、葉の中央部分を指で軽く押さえ窪みを作る。指の輪を作った反対の手のひらで窪みの上を思いっきり叩く。その時、輪を作って手が下がらない力を入れて支える。

 叩かれた窪みは「パン」という音を発する。叩いた手をのけると、草の葉の真ん中に穴が空いてる。パンという音は押された空気の圧力で穴が空く。空気が逃げ去った跡になる。誰の音が大きいか、そんなことを競い合った。遊びの道具などない朝鮮戦争勃発より前の古い古い話し。

 「ヤギにこの草(てっぽう草)を食べさせると乳がよく出る」と教わった。飼育したことはないが、鎌を使われる姿から幸せなヤギだと思った。散策道のある1カ所に不思議なほどの面積で茂っているてっぽう草を見て思い出した。

 (今日の575) 雑草も遊びのためにゃ工夫する
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トップの顔は

2024年09月14日 | 社会 政治

 7月の末だった。庭の硬い土を破って、去年の撤去時に落ちたであろう朝顔の種からの双葉の芽が顔を出した。今夏は朝顔を植えなかったので大事にしようと畑に移植した。1本だけでどうなるか心配したが、弦が伸びはじめ、白い花が咲き始めた。伸びすぎは困るので柵の2㍍ほどの高さで弦の先端をちょん切って伸びを止めた。

 今朝、下方にはまだいくつものつぼみがあるがその柵の最先端に1輪咲いた。私の身長からは少し見上げる位置になる。猛暑予報の真っ青な秋空を背景にするとなかなか見ごたえがある。根性のある朝顔に見える。トップにトップで咲いたその心境を聞いてみたいと思いながら、政治の世界のトップ選挙を思いついた。

 総裁選挙中で報道はこれ一色。同じ思想の温床からの候補者なので、発言に多少の差異はあるがつくり上げる姿は似ている。総裁とは党を総括しとりさばく役になる。現行では、総裁選に勝てば次の日本国内閣総理大臣となり国のトップになる。専門家の予想はあれこれ出ているが、総裁選に投票権のある人は、「次の選挙の顔」でなく「次の内閣総理大臣にふさわしい人」を選んで欲しい。

 総裁選に比べ報道の取り扱いは地味だが、もうひとつ党の代表選挙が行われている。代表は党の意思を外部に表示することが重要な役で、来る選挙に勝利するための重大な任を担うもので、おろそかな選挙をしてはならない。県を預かるトップのある姿に全国の注目が集まる。朝顔は自力でトップに咲いた、さて政治の世界も裏技のない自力でトップを勝ち取って欲しい。

 (今日の575) 先頭に立てたい人に投票を
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の祭り写真展

2024年09月13日 | 地域

 国の登録有形文化財の会場で年2回開かれる「日本の祭り写真展」は16回目になった。撮影者は職業カメラマンではないのでアマチュアの方。だが、撮影のための情報収集、ロケハン、撮り方の工夫や苦労を聞いていると、私には趣味を通り越した域だと、いつも感じている。

 今回は「戸畑祇園大山笠」「鳥取しゃんしゃん傘踊り」「山鹿灯篭まつり」の3つ。勇壮な祭りの様子と華やか踊り、豪華な山車の写真からはお囃子が聞こえてくる感じがする。どの祭りの写真にも共通しているのは老若男女、写っている人がみんなはつらつとした姿で写っているし撮られている。

 いづれの祭りも実際に見たことはないのだが、懐かしいものを見た、それは山鹿灯篭。現役のころ公私で利用していたスタンドのママが山鹿の出身で、店内にその灯篭が飾られていた。それには、ママの思い出が一杯こもっているという灯篭、客席からは眺めるだけで手の届かない位置に飾られていた。ママの守護神だったのかもしれない。

 歴史と伝統を感じる祭り写真展を見ながら、住まいする地のしだいに寂しくなる地域の祭りの先行きを心配している。長く地域の祭りの世話している知人は「少子化と高齢化、それに地域人口の減少が解消しないと賑いは戻り辛い」と話す。そのどれもが世話人で解決できるものではない。商店街の消えたことも大きいと笑っていた。

 (今日の575) 灯篭に描いた墨絵いつの日か
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車体検査

2024年09月12日 | 生活・ニュース

 車を運転する者は安全運転のためにはいくつか規制を受ける。運転免許の取得はもちろんだが、交通法規やルールを守ることは安全の第一歩となるもので、これは欠かせない。ドライブレコーダーに記録された暴走や逆走などの映像を見るたびに、こうした場面ではどうしようか、シュミレーションをしている。

 車を所有すれば安全運転のため定期的な車体検査(車検)を受ける義務がある。これを怠れば違反となる。我が家の車も今月はその車検実施の月に当たる。免許更新が来月なので3年間は運転できる。車検は2年間隔なので次の車検は欠かせない。次回の免許更新ができれば90歳まで運転可能となるが、そろそろ潮時と返納を考えるころに達する。

 毎回、車検の日は予約している。今回は早めに予約を入れたら、早期予約のお礼ということで、大きなケーキが送られてきた。定期点検を規定通り実施しており、手を入れる個所はなく、定期的な部品交換で済み、見積もりを超える金額にはならなかったが、世情に従って若干のアップになっていた。
  
 突然ですが午後からの報道。マイナンバーカードへの運転免許証搭載のいわゆるマイナ免許証制度が、来年3月からの運用開始に向けて準備されるという。報道ではマイナー免許証は現行(2500円)より安く、従来型は値上がり、併用は従来型よりさらに高くなるという。マイナンバーカードの義務化が進む。これからパブリックコメントの募集が始まるという。

 (今日の575) 車検終え燃費のあがり期待する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域の未来のために

2024年09月11日 | 地域

 「未来のために過去を知ろう」という、地区まちづくり協議会の呼びかけで地域についての勉強会が開かれた。この会のサポーターは市の都市計画課、募集も運営もサポーターで進行された。呼びかけにNHKのある番組で見るお叱りをもじって「町の歴史も知らないでそこのあなた ぼ~っと暮らしてんじゃないよ」とある。

 岩国徴古館の学芸員がミステリーハンターと称しての講師。短い時間だったが中世・近世・近代に分けての話し、途中でグループワークもあり、初対面の参加者とあれやこれや話しながら作業を進める、参考になる楽しい時間だった。

 10数年前に仲間と起こした「ご当地検定」の作業以降、地元についての関心が強まり、機会があれば耳を傾けていた。今回の勉強会は中世から始まり、大方が初めての内容で、それが近世から今に連なっている、改めて認識をした。ある豪族が地域に及ぼした多方面の動きも面白く、新しい事実も知った。手慣れたパワーポイントの駆使は理解を早めた。

 ご当地検定の作業で「地元の名前の由来を知ることは郷土への理解を増す」、そんな秘話を聞いた。私の住んでいる地域はその昔「つつじが多く咲き乱れ、錦のごとく美しく見える景色ゆえ錦見(にしみ)」となったと図書館発行の書籍で読んでいたが、講師も同じ説明だった。グループワークの最後に「つつじを植えよう」と付箋に書きワークシートに残した。

 (今日の575) デジタルじゃ無くても街は続いてた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする