「標高差2170ｍ！！60ｍから2230ｍまで、、、」

自転車＋ランニング

自転車　自宅～富士宮市役所

DST　98km
TM　4.08
AVS　23.7km

ランニング　富士宮市役所～富士山五合目
　
17.2km　2.49　HRAV150拍


3時半に起床、まるでアイアンマンの朝と
同じタイムテーブルのよう、
軽く朝食を取り身支度を整え、4時に出発する
廻りはまだ暗いが東は白々と明けてきた。

こんな暗い時間帯に自転車に乗るのは何年振りだろうか？
行き先は富士吉田市役所、富士登山競争のスタート地点である。
今週の金曜日に行われるスパルタンなイベントであるが、
盟友K嶋さんとテラさんが出場するため、
本日は五合目までタイムトライアルをするとの事、
アイアンマン中止でくすぶり続けた心身を
このイベントで一気に昇華させようよと思い、
自転車自走で参加することにした。

何時もなら厚木宮ケ瀬経由で道志道だが、
最後の五合目までのランニングの事を考えると、
なるたけ足は温存しなければと思い、
平坦なコースを選択、16号橋本経由で道志道へ向かう

途中津久井湖で小休止、車同乗でと誘ってくれた
テラさんにメールなど打って再スタート、
久しぶりの道志道へ突入する。

時間が早いせいか？通過車は少なく
背中のデバックの重さ以外は快適であったが、
徐々に標高と気温は上がって来る、
後半の山伏峠越えに温存すべく
ペダリングは軽めの高回転を意識して先を急ぐ。

60km過ぎ、野原橋の先でテラさんが追いついてきた。
「どうしますか？乗っ行きますか？」と
仏様？のような笑顔で言ってくれたが、
ここは痩我慢で初心貫徹、丁重にお断りしたが
荷物は運んでくれるというので、それはお言葉に甘えた。

ディバックを降ろすと、一気に快適なライドに変貌
AVSが2kmアップして普通のペダリングに戻る
その勢いで山伏峠を一気に攻略、
自転車パートの難関は終わった。

後は山中湖へ下り、富士吉田を目指す。
下り基調なので、いくらかはランニングへの
足を温存できたかな？

8：45無事に仲間の待つ「富士吉田市役所」へ到着、
程なくトランジット？で、
バイクパンツからトライパンツ、
バイクシューズをランニングシューズに履き替え
ボトルポーチを巻いてさぁスタート、、、では無く
まずは記念撮影である。

そしてメインエベントの
五合目タイムトライアルがスタートした。
K嶋さんテラさんがまずは先行、
続いてせっきい君も軽快に走って行く。

続いて私、いのぴょん、マーちゃんと
無事に鳥居の下を通過、浅間神社の登山道を目指す。

浅間神社からいよいよ富士山の登山道へ突入である、
本格的に富士山に踏み入るのは初めてであるが
感動に浸る余裕はまるで無しで有った。

舗装路の最後地点で、テラさんが待っていてくれたので、
富士山初めての私には、大変心強い味方が出来て嬉しかった。


追いついて来た、いのぴょんも加わって、
この先からは3人で五合目を目指す。
私だけはもうすでにへばって来ているので、
本格的な登山道は、全部走れない、
歩き、走りの繰り返しでなんとか前へである。

途中の無料休息所で小休止、冷たい麦茶を頂き、
たまたま居合わせた「六花先生」と談笑する。
休んで幾らか回復したが、すぐにまたへばる。

やっとこさの三合目、まだ多少笑顔が有り？

四合目に到着、もう笑顔は無い、、

五合目の旧山小屋到着、顔がひきつっているのは
明らかに高山病？か、目の前が眩んだ。

五合目馬返し到着、キツイ行程で有った。
私以外は皆さん余裕の表情である、さすが強者達！！


五合目駐車場までの道を登山者の皆さんと歩く、
この2kmが事の外長く、人の列が途切れない。
富士山は人で溢れていた。

ここからバスで河口湖駅まで下るのだが
幸いな事に無事に乗車（昨年k嶋さんは満員で乗れなかった）
さらに座席に座ることができた。

河口湖駅到着、空腹で倒れそうであったので、
駅前のカレー店入るが、
なんと本格的なインドカレーの店で有った。

まさかこんな本格的なインドカレーを頂けるなんて、
自分へのご褒美かな？しっかりと辛さと美味しさを堪能できた。

富士急行はいろんな事をしているようで
なんと車中でビールの飲める電車もあった。
しかしこれは行き先が違うので、
乗車出来ず皆さん残念そうで有った。

富士急線に乗車して月江寺駅で下車
スタート地点の富士吉田市役所へ戻る、
そして次に目指すは山中湖の「紅富士の湯」
温泉に浸かり、汗を流しようやくイベント終了、
長い一日で有った。

K嶋隊とは別ルートなので此処で別れ、
私はテラさんときた道を戻る事に、
車中では、もの凄い疲労感に襲われ、
いつ間にか意識不明に、気がつけば厚木までワープしていた。
帰りは車でと言うのが有ったから、
今回のイベントに参加することにしたのだが、
自宅まで送ってくれたテラさんに大変感謝である
どうもありがとうでした。

K嶋さんテラさん、23日は頑張ってください、
二人共、頂上に立てますように！！