a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

文化庁公演その3 『セチュアンの善人』

2007-11-22 23:39:37 | 旅公演
11月22日。
前日の仕込みでは、
先生だけでなく、
野球部も手伝ってくれて、
最短記録で荷降しが終わる。

この学校の体育館というのは、
天井に鉄骨が出てないタイプ。
この場合は、工事用の足場(通称イントレ)を組んで、
そこに照明を吊っていく。
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香川県の丸亀市立綾歌中学校。
ここの担当の先生と、ちょっと行き違いがって、
なかなか僕たちとしては難関でした。
例えば、うどんなんかが注文できると聞いていたので、
けっこう楽しみにしていたら、
「給食を人数分頼みました」……微妙にショック。
細かいこと何だけどね。

後は、客席部分に敷くシートも、
こちらにまかされたりして、
けっこうきつい日程で、
あまり無理させたくないのですが、
劇団員は、文句も言わず手伝ってくれました。
どうもありがとう。

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一面みどりで、まるでフットサル場みたい。

さて、翌日の公演では、
生徒たちは素直で、
何より先生たちもなんか、感じが良かった。
先生が一生懸命歌ってくれたり、
とても真剣に芝居を観ていた。
ずらっと並んだ一番後ろの席で、
食い入るように観ていた先生たちが、
実はとても印象的だった。

野球部だという生徒会長の少年のお礼の言葉も、
飾らない感じで良かった。