a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

文化庁公演その5 『セチュアンの善人』

2007-11-27 19:45:57 | 旅公演
徳島県東みよし町立三加茂中学校。
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今週はこのシリーズで、
苦しい5連チャン。
午前・仕込、午後公演、
バラして移動して、夜・次の学校の仕込み。
この繰り返し。
今日の体育館は、校舎を新しくして、
その結果、体育館が建てられず予定地のある中学校。
隣に、町の体育館があるので、こちらを使ってるとのこと。

正方形方で、真ん中が最も高い形状。
一番仕込みづらいかな。
それでも、予定よりは30分早くあがれました。

荷降ろしを手伝ってくれた、
屈強な体育会系の先生方に大いに助けられました。
生徒数はこのシリーズでは多いほう。
そして、良く歌う。
うまいとかじゃなくて、声を出している。
それが嬉しい。
単純だけど、
きちんと声が聞こえるというのは、やっぱり嬉しい。
なんかそれだけで、空間が変わってくる気がする。

「八匹めの象」のうたなんか、
だいぶノリノリで、楽しかった。

終演後に、
柔道部の顧問らしい若い先生が、
ものすごい感動してて、
「なかなか生の舞台観れないし、
ここまで本格的なのは、初めてでした。」
なんて言ってくれて、
それも、こそばゆかったけど、嬉しかった。
前日は黙々と手伝ってくれてたけど、
なんかバラシでは表情まで違う。

バスケ部と柔道部のお手伝いのおかげで、
今日も早く荷積みが出来ました。
けっこう、
劇団員もそれぞれ交流しながらで、
おもしろかったみたい。
「床屋さんの人に、歯医者さんって言っちゃったよ」
だって。

とくに柔道部の、一見こわもての男の子たちが、
がっつり手伝ってくれてたのは、
心強かった。
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