a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

夏フェス……喜多方!!

2011-08-12 09:34:46 | The Play for Children & Young People
続いては、喜多方の報告。
これまた昨年は一人で参加したのですが、
それは、
言ってみれば観客。
しかし、今年は、『銀河鉄道の夜』の公演で参加しました!!
震災により開催も危ぶまれ、
開催できても縮小規模ということで、
あきらめていたのですが、
実行委員会や関係者の皆さんの努力のおかげで、
例年通りの規模で開催することができました。

僕たちは、2泊3日で参加。
できるだけ多くのほかの作品も観ようということで、
時間いっぱい滞在しました。
宿の人たちもあたたかく、
劇団員は、隙を見ては、喜多方ラーメンを食べたり、
メインのフェスティバル以外でも、
楽しむことができたようです。

毎日、
喜多方プラザで交流会があるのですが、
そこでも、普段なかなか交流できない俳優どうしや、
ジャンルを超えた人たちでにぎわい、
地元の人たちやおやこ劇場の人たちと、
楽しく交流できました。

大ホールをフルに使っての公演が、
毎年行われているわけではないので、
そういう意味でも歓迎されているようでした。
何しろ、見に来たお客さんに、
主催のボランティアの割合が多いこと!!
嬉しい限りです。

まだまだ春からスタートしたばかりの『銀河鉄道の夜』ですが、
終演後に交流会で、いろいろ話すことができて、
これもまた若い旅班にとって大切な経験になるでしょう。

喜多方発21世紀シアターは、
町を挙げてのフェスティバルは、
どこにいても、その雰囲気を感じることのできる、
日本でも稀有なフェスティバルです。
アーティスト同士が作品を見合い、交流する。
お客さん同士も交流が生まれ、
お互いに毎年喜多方で会っているという人たちもいる。
ボランティアもまた中学生以上から参加でき、
毎年参加しているベテラン然とした高校生もいる。
そういうこと全部が、なんだかおもしろい。

僕自身も、
おかけで今年は、
一緒に呑み、
顔見知りとなった人たちが増え、
また来年も会いたいな、と思えるものとなった。

来年は8月の1週目の土曜日から火曜日とのこと。
今から予定してみてはいかがでしょうか?