a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

わるわるバッタの三兄弟  『はらっぱのおはなし』

2013-07-21 03:02:57 | 東京公演


まもなくスタートする東京演劇アンサンブルこどもの劇場、
『はらっぱのおはなし』。
出演者を紹介していこうと思います。

今回は、音楽劇と称しておりますが、
ソングだけでなく、
いろーんな楽器を使って生の演奏もしております。
写真には、
使用する楽器とともに、写ってもらいましたー。

まずは、
さんざん説教されながら、
全力で“ワル”を演じている3人から。




わるわるバッタの3兄弟。
長男のブッダは水流梨津美。
『銀河鉄道の夜』では主演のジョヴァンニ役。
それとは打って変わったはじけた役柄。
小柄で、女優、ながらもなぜか、長男役。


高校生のころから、
ヒップホップなどのダンスが好きで、
今回はその得意なダンスも披露するとか、しないとか……。
3人兄弟の長男として、2人の弟をひっぱる役……なんだか、
ひっぱりまわされてるんだかは分からないが、
日に日に、3人のアンサンブルもそろってきて、
子どもたちのアイドルになれる、かなぁー。






次男のボッタ役は和田響き。
今回の公演が劇団本公演デビューとなる。
既に『ラリー ぼくが言わずにいたこと』の旅公演を経験していますが、
出演者中最も若いのだが、なかなかの強心臓、…のように見える。
実際は、ドッキドキのようだが。


同世代からけっこうな先輩まで、
まぁ、とにかく男女問わず、かわいがられています。
時々、抜けたところもあるが、それは御愛嬌。
舞台上では勘弁してほしいが。
稽古場で行われていることが、
何もかもが新鮮なことばかり。
そのフレッシュな感動とともに、
喜びのあふれた楽しい舞台を創出してほしいのだ。






そして、末っ子ベースケ役の坂本勇樹。
現在公演中の『ラリー ぼくが言わずにいたこと』の主演ジョシュ役。
これまた、打って変わった役柄。
3人兄弟の中では、実際は一番年上ですが、
何と言うか、それを感じさせない、
なんとも言えない独特の雰囲気を漂わせる男。


いつも、なんだかハラハラさせられる。
芝居だけでなく、仕込や、学校周りの仕事をしていても、
だいたいがマイペース。
このペースが、やはり独特。
どうも、彼にだけ見えているものがあるのではないかと思ったりする。
今度の新しい芝居では、
一体どんな景色が彼には見えているのだろうか。




さあ、まもなく公演初日です。
たぶん、今日も、明日も、
説教の日々、かな?


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『空の村号』で2012年度斎田喬戯曲賞を受賞した劇作家・篠原久美子と演出家・関根信一が再びコンビを組んで、
東京演劇アンサンブルこどもの劇場に初登場。
はらっぱで営まれる小さな虫たちのいのちのお話を、ソングや楽器もまじえておくる小作品。

小さなお子様から、
一緒にご覧いただけます!!
渾身の新作です!!
どうか、お見逃しなく!!

上演時間 1時間とちょっと

■スタッフ
音楽/菊池大成
映像・照明/高橋啓祐
振付/明樹由佳
衣裳/清野佳苗
宣伝美術/スズキコージ+奥秋圭
舞台監督/松下重人
制作/太田昭 小森明子

■キャスト
ブッタ(わるわるバッタ・長男)=水流梨津美
ボッタ(わるわるバッタ・次男)=和田響き
ベースケ(わるわるバッタ・三男)=坂本勇樹
オニグモじいさん=松下重人
雨ふりのチョウ=正木ひかり
カナブンのオヤブン=洪美玉
角田くわはち(クワガタ)=雨宮大夢

7月25日(木)19時
7月26日(金)14時
7月27日(土)11時/15時
7月28日(金)14時

料金
一般2500円/高校生以下2000円/当日3000円
全席自由(チケット申込み順に整理番号発行)

HP
http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/harappa/harappa.html

東京演劇アンサンブルwebチケットサービス
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html