音楽劇『はらっぱのおはなし』。
出演者紹介、最後のお二人。
ここまで、若い、若い、と紹介してきましたが、
そう若くもない人も、どさくさで紹介しちゃいましたが、
そのことには触れずに進みます。
舞台に落ち着きと安定感を与える二人。
役名だけ聞いても、
“おやぶん”に“じいさん”だから、
まぁ、なるほどな、と。
稽古場の牽引力となり、
ぐいぐい引っ張る。
いや、引っ張るというか、
どうも、自分たちが楽しんでいて、
先頭を切っている、とでも言いましょうか。
かっこいい、二人です。
まずは、カナブンオヤブン、洪美玉。
いつになく、伸び伸びと、
思う存分やっとります。
本当の“不良”を伝授するために、
わるわるバッタの三兄弟に“ロックの魂”を叩き込みます。
演出の関根さんとの出会いは児演協公演『空の村号』。
これまでになかった彼女の魅力を引き出してくれた。
それに続いての稽古場では、
さらにこれまでとは違った役柄。
とはいえ、
これまでで最も地に近いという噂もある……。
かっこいいオヤブンを、見逃すな―。
そして、最後はオニグモじいさんの松下重人。
原作を読んだ時に、
雨ふりのチョウを、「猛毒だ、これ!!」と言っていた。
お腹をすかせたオニグモにとって、
のどから手が出るほど食べてしまいたい“チョウ”。
しかし、生まれてきた、生きている美しさは、
そんなオニグモにとっては、
まぶしすぎるのだ。
中堅俳優として中核をなしてきたが、
いまやもう風格あり。
また、今回の衣裳が良く似合うので、必見。
はらっぱの人だけど、森の人みたい……。
たーくさん、歌いますので、
そちらもお楽しみにー!!
いよいよ、あした公演初日です!!
東京演劇アンサンブルの新たな挑戦、お見逃しなく―。
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『空の村号』で2012年度斎田喬戯曲賞を受賞した劇作家・篠原久美子と演出家・関根信一が再びコンビを組んで、
東京演劇アンサンブルこどもの劇場に初登場。
はらっぱで営まれる小さな虫たちのいのちのお話を、ソングや楽器もまじえておくる小作品。
小さなお子様から、
一緒にご覧いただけます!!
渾身の新作です!!
どうか、お見逃しなく!!
上演時間 1時間とちょっと
■スタッフ
音楽/菊池大成
映像・照明/高橋啓祐
振付/明樹由佳
衣裳/清野佳苗
宣伝美術/スズキコージ+奥秋圭
舞台監督/松下重人
制作/太田昭 小森明子
■キャスト
ブッタ(わるわるバッタ・長男)=水流梨津美
ボッタ(わるわるバッタ・次男)=和田響き
ベースケ(わるわるバッタ・三男)=坂本勇樹
オニグモじいさん=松下重人
雨ふりのチョウ=正木ひかり
カナブンのオヤブン=洪美玉
角田くわはち(クワガタ)=雨宮大夢
7月25日(木)19時満席
7月26日(金)14時満席
7月27日(土)11時/15時
7月28日(金)14時満席
料金
一般2500円/高校生以下2000円/当日3000円
全席自由(チケット申込み順に整理番号発行)
HP
http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/harappa/harappa.html
東京演劇アンサンブルwebチケットサービス
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html