a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

新たな一歩。

2013-07-26 02:35:16 | 東京公演


『はらっぱのおはなし』公演初日を迎えました。
客席は、満席。
席の前のほうには子どもたちがたくさん。
ほんとに、ほんとに、緊張した公演初日でした。

東京演劇アンサンブルのこどもの劇場としては、
1999年に初演した『おじいちゃんの口笛』以来の新作上演となります。
劇団員のだれもが待ち望んだ新作の公演は、
たくさんの出会いに支えられ、
新たな東京演劇アンサンブルの挑戦的なレパートリーとして、
第一歩を踏み出しました。





おかげさまで、
お客様からの感想も、上々で、
何より子どもたちの反応がうれしかったです。
思わず、つい、膝を叩き、
リズムに合わせて動いてしまう。
そんな姿をいたるところで見ることができました。

わるわるバッタにあこがれたか、どうか、
までは聞いていませんが、
さてさて、
“本当の不良”ってなんだろう?
そんなクエスチョンを持って帰ってくれたのではないでしょうか。





くわはちが恋をしたように、
オニグモじいさんが食べようとしなかったように、
雨ふりのチョウの姿に、
生きることの尊さを垣間見ることができたならいいな、と思うのです。





子どもたちが、
日常出会うムシたちの声に、
そっと耳を傾けてみようと、
そんな風に思うかも知れません。





明日、26日は若干当日券が出る予定です。
27日の公演は、11時と15時ともに、まだ余裕があります。
28日は満席となっております。
皆様のご来場をお待ちして利ます。

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『空の村号』で2012年度斎田喬戯曲賞を受賞した劇作家・篠原久美子と演出家・関根信一が再びコンビを組んで、
東京演劇アンサンブルこどもの劇場に初登場。
はらっぱで営まれる小さな虫たちのいのちのお話を、ソングや楽器もまじえておくる小作品。

小さなお子様から、
一緒にご覧いただけます!!
渾身の新作です!!
どうか、お見逃しなく!!

上演時間 1時間とちょっと

■スタッフ
音楽/菊池大成
映像・照明/高橋啓祐
振付/明樹由佳
衣裳/清野佳苗
宣伝美術/スズキコージ+奥秋圭
舞台監督/松下重人
制作/太田昭 小森明子

■キャスト
ブッタ(わるわるバッタ・長男)=水流梨津美
ボッタ(わるわるバッタ・次男)=和田響き
ベースケ(わるわるバッタ・三男)=坂本勇樹
オニグモじいさん=松下重人
雨ふりのチョウ=正木ひかり
カナブンのオヤブン=洪美玉
角田くわはち(クワガタ)=雨宮大夢

7月25日(木)19時 公演終了
7月26日(金)14時満席
7月27日(土)11時/15時
7月28日(金)14時満席

料金
一般2500円/高校生以下2000円/当日3000円
全席自由(チケット申込み順に整理番号発行)

HP
http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/harappa/harappa.html

東京演劇アンサンブルwebチケットサービス
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