音楽劇『はらっぱのおはなし』。
次の出演者も、これまた若いお二人さんです。
ものがたりの中核をなす、
少年の淡い恋、とでも言いましょうか、
なんとも、無邪気で、無垢な恋。
そんな一面も、垣間見えたりします。
恋する少年(?)はクワガタの角田くわはち。
雨宮大夢(あめみやひろむ)が演じます。
若手ながら、すでに本公演にも出演しており、
成長株と言えるだろう。
好奇心旺盛で、猪突猛進、
“若さゆえの…”というくわはちの無謀さは、
ある意味、ひろむにぴったり。
まだまだ自分自身を測りきれず、
それでも出会ったことすべてが経験になっていく。
生きるとは苦しいことだ…。
そんなオニグモじいさんの言葉を、
どう聞くことができるだろうか。
楽しみだ―。
そして、今回のヒロイン。
雨ふりのチョウは、正木ひかり。
『忘却のキス』でも、得意の一輪車をお披露目しましたが、
今回は惜しみなく彼女の魅力が舞台狭しとあふれてきます。
さなぎから、チョウへと羽化した瞬間を目にしたくわはちは、
その美しさに恋をする。
オニグモじいさんは、生気あふれる若さに、
近づくことを拒否をする。
“生まれる“が美しく、
生きるということが美しい。
時に幼さの残る無邪気さと、
時に勝気で、頼りがいのあるカッコよさを兼ね備えているひかり。
わずかな命に光を放つチョウとして、
一瞬、一瞬の輝きを見逃せない。
満席の公演が増えてまいりました。
ぜひ、お見逃しなく!!
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『空の村号』で2012年度斎田喬戯曲賞を受賞した劇作家・篠原久美子と演出家・関根信一が再びコンビを組んで、
東京演劇アンサンブルこどもの劇場に初登場。
はらっぱで営まれる小さな虫たちのいのちのお話を、ソングや楽器もまじえておくる小作品。
小さなお子様から、
一緒にご覧いただけます!!
渾身の新作です!!
どうか、お見逃しなく!!
上演時間 1時間とちょっと
■スタッフ
音楽/菊池大成
映像・照明/高橋啓祐
振付/明樹由佳
衣裳/清野佳苗
宣伝美術/スズキコージ+奥秋圭
舞台監督/松下重人
制作/太田昭 小森明子
■キャスト
ブッタ(わるわるバッタ・長男)=水流梨津美
ボッタ(わるわるバッタ・次男)=和田響き
ベースケ(わるわるバッタ・三男)=坂本勇樹
オニグモじいさん=松下重人
雨ふりのチョウ=正木ひかり
カナブンのオヤブン=洪美玉
角田くわはち(クワガタ)=雨宮大夢
7月25日(木)19時満席
7月26日(金)14時満席
7月27日(土)11時/15時
7月28日(金)14時満席
料金
一般2500円/高校生以下2000円/当日3000円
全席自由(チケット申込み順に整理番号発行)
HP
http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/harappa/harappa.html
東京演劇アンサンブルwebチケットサービス
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html