BBC Sri Lanka troops 'near victory' By Roland Buerk 26 September 2008
スリランカの防衛長官Gotabhaya Rajapaksa(大統領の兄弟)はBBCのインタビューで,政府は勝利寸前であると語る。「全ての戦線で我々は優勢だ―地上で,海上で,そして空で。我々の兵員は彼らのそれより遙かに強大で,火力は優勢である。勝利しうると強く確信しているし,非常に早い段階で終了したいと思う」。
東部地域はカルナ大佐の帰順もあり(英国で逮捕されて以来,活動の報道を見ません。まぁBBCしか見てない私も悪いが),一応政府支配下となり,焦点は北部にあったわけであります。
このところ,北部でも政府側の優勢が伝えられ,最北端Jaffna半島への陸上連絡をつけるのつけないのという段階。外国の援助団体に対して,(これから彼らの展開する地域に攻勢を掛けるにあたって)安全を保障できないと声明,退去するよう求めたり―実際,政府側の勝利は近いものと思われます。
尤も,現地には独立したジャーナリストが入ることはできないのであって,政府側報道を何処まで信じることができるか―クロスチェックができないわけですが,それは今に始まったことではない。
但し,少なくとも国連現地スタッフが退去するという話になったのは確かなことで―政府側の説明は,全般的には妥当だろうと思えます。
なお首都コロンボではタミル人への取締りがきつくなっている由。防衛長官氏曰く,「我々は全てのタミル人がテロリストなのではないと知っている。それは真実だ。だがほぼ全てのテロリストはタミル人だ。テロリストの98%はタミルだ」。
タミル・コミュニティがターゲットになるが,それは政府及び治安関係省庁がタミル人を苦しめようと言うものではない,タミルタイガースの所為で,これは起こることなのだ,と,標準的な弁明をする模様。
軍対軍のhot warはもうすぐ終るでしょう。ですが,タミルタイガースは自爆テロ等々を駆使するので,表の戦争が終っても―テロ戦争も終るかどうかは怪しいものがありましょう。
私としては,一刻も早い暴力の停止を願うところですが,勿論その願いは叶うまいなとも思うところ。
スリランカの防衛長官Gotabhaya Rajapaksa(大統領の兄弟)はBBCのインタビューで,政府は勝利寸前であると語る。「全ての戦線で我々は優勢だ―地上で,海上で,そして空で。我々の兵員は彼らのそれより遙かに強大で,火力は優勢である。勝利しうると強く確信しているし,非常に早い段階で終了したいと思う」。
東部地域はカルナ大佐の帰順もあり(英国で逮捕されて以来,活動の報道を見ません。まぁBBCしか見てない私も悪いが),一応政府支配下となり,焦点は北部にあったわけであります。
このところ,北部でも政府側の優勢が伝えられ,最北端Jaffna半島への陸上連絡をつけるのつけないのという段階。外国の援助団体に対して,(これから彼らの展開する地域に攻勢を掛けるにあたって)安全を保障できないと声明,退去するよう求めたり―実際,政府側の勝利は近いものと思われます。
尤も,現地には独立したジャーナリストが入ることはできないのであって,政府側報道を何処まで信じることができるか―クロスチェックができないわけですが,それは今に始まったことではない。
但し,少なくとも国連現地スタッフが退去するという話になったのは確かなことで―政府側の説明は,全般的には妥当だろうと思えます。
なお首都コロンボではタミル人への取締りがきつくなっている由。防衛長官氏曰く,「我々は全てのタミル人がテロリストなのではないと知っている。それは真実だ。だがほぼ全てのテロリストはタミル人だ。テロリストの98%はタミルだ」。
タミル・コミュニティがターゲットになるが,それは政府及び治安関係省庁がタミル人を苦しめようと言うものではない,タミルタイガースの所為で,これは起こることなのだ,と,標準的な弁明をする模様。
軍対軍のhot warはもうすぐ終るでしょう。ですが,タミルタイガースは自爆テロ等々を駆使するので,表の戦争が終っても―テロ戦争も終るかどうかは怪しいものがありましょう。
私としては,一刻も早い暴力の停止を願うところですが,勿論その願いは叶うまいなとも思うところ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます