自派トップに対する熱い人格攻撃

杉田水脈先生のLGBTについてのご発言、確かに「生産性」という言葉の響きはきつかったかもしれませんが、言葉だけ切り取らずに文脈を見ると、あの「生産性」は「子供を産めるかどうか」という意味だとわかります。言葉を文脈から切り取り、感情的になり過ぎてはいけませんね。

— 小林ゆみ 杉並区議会議員 (@yumi_suginami) 2018年7月28日

　自派トップ・安倍晋三氏に対する熱い人格攻撃である。
　いや、まあ、それが許されるだけ、自民党は自由な党風なのだなあと頑張って褒めてみようと思う。

え？だから、それが問題ということでは。。。 https://t.co/y3FExFoqru

— ささきりょう (@ssk_ryo) 2018年7月29日

　せやな。なんでわかんねえかなあ、と思いますが。

人間の生きる権利を「生産性」で区分する醜悪なヘイト国会議員の言論に対し、今度は大新聞社が「顔の見た目」で議員適性を論評するという地獄絵図。新潮社も朝日新聞社も編集のチェック機能とか最低限の良心とかどこに捨ててきたのか。／AERAが即記事を削除し謝罪無しで逃亡 https://t.co/u1zKKG7STl

— 東晋平 (@shinpei23) 2018年7月28日

　だからまあ、品性下劣なのは一緒なんだから、なかよくどっかの島で蟲毒でも練成してればいいのに、と思いもする。

LGBTに敵対的な主張をすること自体も批判に値するが、それはそれとして、「生産性」を理由にしてしまったら問題はLGBTだけでは済まなくなる。このことに気付かないままアドホックに「生産性」を持ち出しちゃう人、端的に言って頭悪すぎ、知的訓練足りなすぎ。聖書とか持ち出す方がまだマシであった。

— ystk (@lawkus) 2018年7月23日

　他所さんは宗教の絡みで別段の重みがあるから、だから（慣例的・伝統的にかなり）同性愛に寛容な日本でわざわざことさらにレズホモの権利を！というとうるさ過ぎ、というのは解るには解る。だから非難したくなる、という気持ちもまあおこるだろう。だがそれは、できるだけ正面から主張すべきではなかろうか。そうでなく、生産性だのと別の筋の概念をてきとーに導入するから変な方向に延焼するンやぞ、という気もする。