空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ソマリア派遣ウガンダ軍,一部帰還:ソマリア

2008-01-19 23:09:19 | ソマリア関連
 ソマリア平和維持軍として派遣されているウガンダ軍の一部,80名が帰国。彼らは最も困難な時期に独力でソマリアAU平和維持軍の任務を担い,同僚5名を失い,8名の負傷を被った。

Somalinet Somalia: Ugandan troops return home Sat. January 19, 2008 02:37 am.- By Mohamed Abdi Farah

 今回帰国するのは先遣隊の80名。世界で最も危険な都市のひとつで1年近く苦闘したものだ。

 指揮官Kantinti少佐はウガンダ国旗を揚げ,防衛副相Ivan Koreta将軍に返還。これは防衛相Crispus Kiyongaに渡され,国歌奏楽ののち,新指揮官Godfrey Golooba大佐に渡された。

「君たちは英雄だ。ウガンダを大いに誇りあるものとした。国際社会は,とりわけエリザベス女王は,君たちのモガディシュでの仕事に満足を表明している」防衛相は語る。「我々は,ソマリア安定化と我々の大陸の自由のために献身し,そして5名の兵士を失い,8名が負傷した」

「国外でウガンダに奉仕する,それは偉大な時間だった」とKantinti少佐は目に涙を浮かべて言う。「祖国に戻ってきて,とても嬉しい。家族に会うのを,楽しみにしてる。上司たちに,私をこの派遣団に加えてくれたことについて感謝したい。最悪の時は―戦友を失った時だね」。

 Jamada Mawejje中尉は想起する:「非常にいい気分だったね,ソマリアに配備されて,我々の兄弟姉妹を助けてその国を安定させる手伝いするってのは。悪かった事といえば,戦友を失ったことだ。しかし平和維持軍としては,私は理解するが,他の者たちが生きるために,誰かが死ぬ必要があるんだ」

 Benson Kamukama伍長は加えて,一般ソマリ人は彼らに非常によくしてくれたと語る。「彼らは我々を快く受け入れてくれた」。


 他にブルンジの400名ほどがAU平和維持軍として配備されている。なおブルンジは約束した内,もう一個大隊を今週中に派遣する旨声明した(ブルンジ軍スポークスマンAdolphe Manirakizaによる)。

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