空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

(18才選挙権の件雑感)

2015-06-09 00:09:25 | Weblog
NHK 選挙権年齢引き下げ 専門家「主権者教育が重要」 6月4日 17時54分

選挙権年齢が引き下げられる見通しになったことについて、若者の政治参加に詳しい専門家は今後、若者の政治への意識を高めるための「主権者教育」が重要になってくると指摘しています

教育現場での政治的中立性について、「先生のひと言が生徒に影響を及ぼすのではないかという指摘が常にあり、先生が何を話すのかが重要になる。バランスを持って各党の政策や主張をきちんと伝え、『いろいろな意見がある』と生徒に考えさせる工夫が必要だ」と指摘しています

 ぼく、
『僕は日本版のポリティカルコンパスをすると、丁度ど真ん中にくる。具体的には、いくつあるか憶えてないけど、左右については左に0.4か0.6、大きい政府支持か小さな政府支持かについては丁度ゼロ』
『ただしアドルノのファシスト指数をはかるとぶっちぎりで2.3とかの超自由主義者になる』
『これは特殊日本的な事情によるもので―僕は反戦平和主義者だが、自衛隊の存在意義を一定程度認め、プラス評価する。これだけで、日本では中立になっちゃうのだ』
 と宣言して授業を始めたな。僕の政治的中立性についてはおおむね信用してくれていい、というふうに。

 なお私の講義をまるっと無視した子も居たが、期末試験を終了した段階でぴったり60点(合格)だったりした(指定教科書を真面目に勉強すればきちんと合格には達するということと理解する)。

BLOGOS 安保法制の議論がどうなろうが安倍首相の勝ちは見えている 宇佐美典也2015年06月06日 16:49

日本を巡る情勢をざっくりと総じてみると、日本は「アジアの衰えつつある大国」であり、アメリカは「まだまだ成長する世界の唯一の超大国」であり、中国は「アメリカの世界秩序に異議を申し立てられる唯一の存在で日本を目の上のたん瘤と思っている(ただし本気でアメリカに対抗しようとは思っていない)」という関係である。今後国際的なプレゼンスが衰えていく中で日本が独自の途を歩むことは困難だし、日本が中国と組んだところでアメリカには敵いようもないし中国に良いように利用されることは目に見えているので、この中で日本が埋没しないために、アメリカにつくことは合理的な選択で代替的な戦略も他にないだろう

 長文引用。日・中・米の現在の状況と将来の見通しをものっそざっくり説明すると、こういうふうにしかならないだろうなあと言う感じ。



 その、「それ以前」について:



 まあこんなんだから、そりゃあ支持は一定以上は広がりませんよね、とか。

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