文民暗殺が頻発：ソマリアの金曜日

　モガディシュ北にありますYaqshid地区にて文民暗殺が頻発。1週間前に行政長官が殺害されましたが，11日にも，10日の3名の文民殺害が報告されております。魔の金曜日とでもいうべきか。…わざわざお祈りの日を血で汚すのはOKなのかなぁ…。

　モガディシュ北隣，Yaqshid地区の行政長官Haji Ali Fidowが8月3日金曜夜，武装した人物らに殺害される。
　扉のドアの鍵を開けたところ，武装した訪問者らに銃撃されたもの。下手人は逃走。先代の行政長官も暗殺された（3ヶ月前）。彼はYaqshid行政の長として，連続して凶弾に倒れたわけである。

　他方，首都北方Gubta村では，ピストルで武装した4人の男が民家に押し入り，2名殺害，2名を負傷させる。

SomaliNet Somalia: Yaqshid DC slain, civilians killed in Mogadishu Fri. August 03, 2007 11:29 pm.- By Mohamed Abdi Farah

　こちら新規ニュース：SomaliNet Somalia: Three government officials killed in Mogadishu Sat. August 11, 2007 01:56 am.- By Mohamed Abdi Farah

　同じくYaqshid区で金曜夜，正体不明の銃撃手らが3名のofficialsを殺害したという。El-Bafarなる地区の当局者である様子。犯人は不明。しかし，誰であれ政府の活動に参与するものに，反乱者側は警告を出していたという。

　もはや10名以上の地方行政長官が殺害されております。暫定政府とその同盟者等は，明らかに治安維持に失敗しているというべきです。といって反乱者側に理があるかといって，暗殺爆殺迫撃砲で治安を乱しつつある当事者にどれほどの理があるか。