空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

陰謀論をするにも期待されるべき水準というものが

2018-07-06 22:38:34 | Weblog
Aera 麻原彰晃らオウム死刑囚7人を死刑 「安倍疑惑潰し?タイミングに疑問」有田芳生氏 西岡千史、福井しほ、森下香枝2018.7.6 12:04

 この一ページ目は

インターネット上では、「死をショーにしてるみたい」「死刑執行までショーにしているようで怖さを感じる」「リアルタイムで報道するなんてまるで死刑執行ショー」「死刑の実況中継なんて異様すぎる」など、今回の死刑執行の報道に違和感を抱く声も多く見られた

 この違和感に言及するのは報道機関としては当然の権力批判だろうなあと思ったのだ:



 と、まずは法務省の対応に疑問をもつのが王道と思う。

今回死刑が執行された13人のうち7人は、今年3月に東京拘置所から別の5カ所の拘置所に移送されていた。そのころから、「死刑執行は近い」との見方が出ていた。法務省関係者は言う

 とまあ、ここまでは穏当妥当な記事なので、表題とそぐわないなあとおもったら―2ページ目は電波ゆんゆんである。

 …つまり、1ページ目で述べた「違和感」は、安倍政権が自政権のスキャンダル隠し等の意味合いで法務省を動かした結果だと読むわけなのだ:

「安倍内閣への不信任案の提出、IR法案の審議などで国会はこれから山場を迎える。日本代表の敗退でW杯もひと区切りとなり、国会での審議が注目される時期でもあった。しかし、今回のオウム死刑囚の死刑が執行で報道はそれ一色になり、国会での審議はほとんど報じられなくなる。死刑執行のタイミングには疑問を感じざるを得ない」(前出の有田議員)

 正直、森友学園問題は延々年中やっていているので、いつなにが起きても「森友隠し」と因縁をつけ得る。もはや「森友隠し」など、理由になりえない。だって次のネタもないから、延々これでやり続けるでしょ? もう新ネタも碌々なさそうだし。あるっていうなら、もう1-2年だか3年だかやってて、首相の首も閣僚の首も取れてないのは、話の筋の悪さを示す。

 …だからな、こういう水準の陰謀論なんぞかますから、「いまどき、新聞なんてあてになりませんよね。とくに朝日とか」と学生に言われて弁護もなかなかしづらいんだよ…。大事に思われたいなら、もすこし水準を高くなさい…。

 …尤も、水準が高いかどうか判断を下すのはこの際、ユーザーのほうではあり、ユーザーの水準が低ければせっかくの高水準記事も見逃されてしまうわけなんですが、すいません、この記事、水準高いつもりで書いてます? いや、この言われ方はムカつくとは思いますが、あのう、先だっては安倍政権に都合悪いっぽい文書改竄の件のリークは検察かなにかから出てるでしょう、つまりそれぞれの役所はそれぞれの利害得失に応じて独自の行動をしているわけであり(それはそれでどうかと思うが)、このオウム関係者死刑連発についても、応分の”相場”に従った線がそれなりに濃く、報道量の調整のために利用する余地もそれなりに少なくなる理屈なんですよ…。

 諸事象に対して、それなりに、できるだけ一貫した説明をなすべきだと思うんです…。

 追加:
 しかしまあ

 うんまあ。
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