空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

見た記事メモ 6 Feb 2009

2009-02-06 21:25:05 | Weblog
 予算執行順調(日記)。全体的に見て,そう悪い買い物をしたわけでもないようではあるし,情報収集という意味では昨日の首都出張は意味があったであろう。業者さんへの顔つなぎの意味もあろうし。

BBC UN in Congo 'gives LRA free rein'  4 February 2009
 援助団体MSFがコンゴのUN軍Monucを非難。LRAが虐殺やってる間,アンタたちは何やってたか!と憤りを表明。Monucとしては,自分たちにベルギーと同じだけの面積の場所を常時見張るだけの能力なんかないことくらいわかるだろう俺たちはできることやってるよ,と反論する。以上ものっそ適当な意訳。

 MSFの主張では,もはや50以上の村が壊滅したとか。とある村では子供も幼児も妊婦も老人も刺し殺されるやら棍棒で殴り殺されるやら,見逃してもらえたものはないとか,まあLRAは今日も通常運転の様子です。…いや,普通は老人は荷物運びの人足に使ったりもするだろうし,行動は急いではいるんでしょう。誘拐被害者もそれなりに発生している様子。

 国際社会はパレスチナに注目しっぱなしですが,あちらの死者は1300人超。ただ世界の皆様の監視の下,これ以上増える見込みは…ハマスの皆様がごねて暴れださない限りないでしょうが―Africaのど田舎では国連軍も手を拱く中,農村撃滅運動が展開されてますがなにか。

 Monuc(英語版Wikipedia)は17000名ほど。増強した1個師団くらいなかんじ? 文民や警察官まで含んでその数字,主要貢献国はBangladesh, India, Pakistan, Nepal, South AfricaおよびUruguayだそう。

 ざっとしか目を通してないけど:
BBC Somali pirates 'free arms ship'  5 February 2009
 T-72神33柱を胎内におさめたウクライナ船が解放,身代金は320万ドルだとか。

BBC Russia and China seen negatively  6 February 2009
 BBCが委託して行った世界各国の「外国から見たイメージ」調査。ロシアと中国の印象が悪化。去年のこの時期…なら,まだ中国にはオリンピックのご祝儀相場が適用されていたでしょうし(適当な発言),悪化と言っても目くじらをたてるほどではないかもとか思うのですが。あれから色々ありましたが。チベットとかチベットとかチベットとか。グルジアの件は,むしろサーカシビリの自業自得が明るみに出たようで…この点についてはさほど問題ではないかも。むしろ,ロシアはガスの件が。

 大国と陸続きでしかも国境問題抱えたりしてるとき,小国側は非常に非常に微妙な采配が必要であるところと思われ。この点,グルジアは(というかサーカシビリは)フィンランドに大いに学ぶべきだっただろうなと。そんなわけでここに「あんそく やる夫が雪中の奇跡を起こすようです 【9】」を貼っておこう。かほどに偉大な父祖の子孫が,インターネット中毒で兵役に耐えなくなるとか,勉強できない若い男のshooting spree連発とかやるよーになったと聞けば,わが国士サマ方も大いに悲憤慷慨されるであろう。

 私としては,悲憤慷慨する暇があるくらいなら,その親愛なる祖国の栄光を増し加えるため粉骨砕身奮闘せよと思いますが。

BBC Pakistan nuclear scientist 'free'  6 February 2009
 カーン博士の行動の自由が多少回復されたという話。

BBC Activist ship and whalers collide  6 February 2009
 [環境][鯨]Sea Shepherdと日本船の衝突の件。概ね不足なく必要な事項は述べてあるのではないかと。

 来年度用講義ノートもつくらねばなー(備忘録)。
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