ソマリア独立系メディアHornAfricのディレクターSaid Tahlil Ahmedは,アルシャバブ開催の記者会見に出かける途中,バカラ・マーケット近くで襲撃され,死亡。襲撃者等はまずジャーナリストらに銃撃,Said Tahlil Ahmed氏が倒れたところに近付きさらに銃撃を加えた―ということで,状況からは彼を特に狙った暗殺事件と考えるべきでしょう。
勿論,というべきか,アルシャバブ側はこの行為の責任を否認,これは彼らを貶めようとする者たちの仕業だと主張。下手人を法廷に引き出そうと語る。
なお,首都の治安責任は,現在のところイスラム法廷側民兵にある模様。これは新大統領Sheikh Sharifの側に立つものであり,Sheikh Sharifに敵対するアルシャバブは,そもそも鎮圧される側であり,警察活動の権限を持たない建前ではあります。そもそも警察自体が崩壊してるようですが。
BBC Radio chief in Somalia shot dead 4 February 2009
なお,HornAfricトップ級ジャーナリストは,以前立て続けに暗殺されてまして:「ソマリア:Shabelle Media Networkは声明を発する」あたりにちょっとメモがあった。Shabelle Media Networkは政府軍から攻撃を受けてましたが,HornAfricは,どうかなあ。現状,反政府側から攻撃される理由があるかとは思いますが。
というのは,HornAfricの設立メンバーが暫定政府の,対ARS和平交渉当事者だったりするのですねー:「ソマリア和平交渉:代表団人選について問題発生」( 2008-05-31 )。そんな古い話,信用できないかも知れませんが,まあ南部の都市Kismayoでは,HornAfricが”誤った報道”をしているって理由で現地アルシャバブから放送禁止命令を受けてたりします:「アルシャバブの躍進(一部地域で)と大活躍(悪い意味で)の話」。
南部ソマリアでは,ここ暫く,暗殺騒ぎは山のようにあっても暗殺の下手人として裁判にかけられた話なんか聞きません。海賊に死刑判決出してるプントランドの方が,治安組織の機能という点ではましですね。尤も,死刑判決・執行などする国は人権侵害でとんでもない国だという意見もありえますが,まー輪姦被害者の少女が下手人の同僚たち(場合によっては下手人込み)からなぶり殺し(※一部始終を市民に公開)にされるのが聖なる法に適うなんてー場所より,遙かに天国に近いんじゃないかと。
敢えて注意しようと思いますが,アルシャバブ指導層は,本当に上掲HornAfricディレクター暗殺を命じていない可能性も捨て切れません。下っ端の自由な活動である可能性は大いにありえましょう。彼ら,気楽にずぱずぱ死刑判決出しますから:「カーステレオで音楽聴くような不届き者には即決死刑:2月19~21日ソマリア関連ニュース」。
勿論,というべきか,アルシャバブ側はこの行為の責任を否認,これは彼らを貶めようとする者たちの仕業だと主張。下手人を法廷に引き出そうと語る。
なお,首都の治安責任は,現在のところイスラム法廷側民兵にある模様。これは新大統領Sheikh Sharifの側に立つものであり,Sheikh Sharifに敵対するアルシャバブは,そもそも鎮圧される側であり,警察活動の権限を持たない建前ではあります。そもそも警察自体が崩壊してるようですが。
BBC Radio chief in Somalia shot dead 4 February 2009
なお,HornAfricトップ級ジャーナリストは,以前立て続けに暗殺されてまして:「ソマリア:Shabelle Media Networkは声明を発する」あたりにちょっとメモがあった。Shabelle Media Networkは政府軍から攻撃を受けてましたが,HornAfricは,どうかなあ。現状,反政府側から攻撃される理由があるかとは思いますが。
というのは,HornAfricの設立メンバーが暫定政府の,対ARS和平交渉当事者だったりするのですねー:「ソマリア和平交渉:代表団人選について問題発生」( 2008-05-31 )。そんな古い話,信用できないかも知れませんが,まあ南部の都市Kismayoでは,HornAfricが”誤った報道”をしているって理由で現地アルシャバブから放送禁止命令を受けてたりします:「アルシャバブの躍進(一部地域で)と大活躍(悪い意味で)の話」。
南部ソマリアでは,ここ暫く,暗殺騒ぎは山のようにあっても暗殺の下手人として裁判にかけられた話なんか聞きません。海賊に死刑判決出してるプントランドの方が,治安組織の機能という点ではましですね。尤も,死刑判決・執行などする国は人権侵害でとんでもない国だという意見もありえますが,まー輪姦被害者の少女が下手人の同僚たち(場合によっては下手人込み)からなぶり殺し(※一部始終を市民に公開)にされるのが聖なる法に適うなんてー場所より,遙かに天国に近いんじゃないかと。
敢えて注意しようと思いますが,アルシャバブ指導層は,本当に上掲HornAfricディレクター暗殺を命じていない可能性も捨て切れません。下っ端の自由な活動である可能性は大いにありえましょう。彼ら,気楽にずぱずぱ死刑判決出しますから:「カーステレオで音楽聴くような不届き者には即決死刑:2月19~21日ソマリア関連ニュース」。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます