先日はぐちぶちまけました。今日も微妙なネタから始めましょう:
軍事版FAQ 昼食[…]の時間[…]は[…]ある程度偉ければ融通ききます?
うちだと融通きくよー。19:00ごろのお昼ごはんなんてのもあったが,どうか(笑)
…もすこしどうにかなんねぇかなあ。いろいろと。
戦国ちょっといい話・悪い話まとめ 真田信之「なあ、忠重。死出の山は」
おにいちゃん。
戦国ちょっといい話・悪い話まとめ 秀吉の辞世の句、家康の辞世の句・いい話
返歌。
見えない道場本舗 ■[時事][政治][軍事]沖縄米軍基地問題、現政権はやっぱり「代替地は考えないし、そもそも海兵隊は要らない。無条件で普天間を返還せよ」というべきでは。
「ゲンダイや ”反体制”の なれの果て」
うまいな。
反政府が反自民党を意味した時代が長すぎたせいもあるのか,自民党案に反対すれば反体制な俺かっこいいな俺的な妄想爆発なわけか。
『沖縄に基地を押しつけて,そして僕たちは他人(沖縄県民)の痛みに気付けない日々を過ごしてきたよね! 沖縄から基地を取り除こう! あ,ほら,フィリピンとかどうよ? フィリピン経済困ってるぽいし,くどけるんじゃね?』が日刊ゲンダイさんの意見のようですが(”識者”の意見を批判もなしに引くというのはそういうことだ),フィリピンには「他人」はいねぇらしいわ。それ,『みんなアジア市民だからみんな身内』ってのか,それともフィリピンに人間が住んでないと思ってるのか,どっちだ。
追記。タイムリーに代弁者が見つかったので,その言葉を引用してみようと思う,つまり「こういうことを言う人ってのは世界には日本と欧米先進国しか存在しないと思ってるんじゃないか、まあ普通の人ならそれもやむを得ないところがあるが新聞記者がそれじゃあ存在意義が問われるよねと、そう思ったことであった」(from おおやにき「支度料」)。
世間様水準からみれば,そりゃあ高給貰ってんのかもしれんが(だから色々自費で出せという要求も分からんでもないが),お客の接待費用も自腹で出したりするのであって。どこに行っても領収書切ってもらってたとある民間の方の姿を思うと,まあなんか疑問に思わないでもない。
ところで現在ソマリアで活動している主たる武装勢力や軍閥の一覧と特徴については,英語版WikipediaのWar in Somalia (2006–2009)やWar in Somalia (2009–)を見ればいいとおもう。それなりに客観的知識が得られるんではないかと思う。
私風には(長い英文を見る気がない):
AMISOM:モガディシュにある国連―AUお墨付き国際部隊。兵力5000ちょい。ブルンジ軍とウガンダ軍によって構成される。装備的には恐らくソマリア諸勢力中,最強。でも積極的攻勢には滅多に出ない。
暫定政府軍:あっちこっちにほそぼそと生息。モガディシュ市内でろくろく給料もなく(不法)検問で小銭稼ぎしてる連中もあれば,時々西部国境を越えてエチオピア軍と一緒に攻勢する連中がいるところから見て,エチオピア国内にも一部いるらしい。
ソマリア国内のそこここにもほそぼそと生きているようで,町をとったりとられたりしている。
その他,国外で訓練中の部隊も存在する。ケニア国内で訓練が済んだ者たちもいたりする。
Ahlu Sunnah:Sufi系民兵団に起源,プントランドとの国境付近から南方へ勢力を広げていった感じ。エチオピア軍からの(装備の)援助を受けている様子。al Shabaabと文字通り血で血を洗う戦闘を戦っている。―この両勢力の戦闘の場合,巻き添えの民間人死者がほとんどでないのである…。
Hizbul Islam:イスラム法廷連合のうち,暫定政府に妥協しなかったアスマラ派の人たちが中核。代表者はAweys先生。中心地はAfgoye。一時は諸軍閥を束ねる位置にあったが,南部に勢力をはったRas Kamboni旅団の指導者Turkiがal Shabaabに寝返ってしまって,戦力は相当落ちたかと思われる。
とはいえ,やっぱりあちこちに存在。一部はアルシャバブに押されてケニア領内にまで逃げたか。エチオピアまで逃げたグループもあるかと思われ,これはオガデン解放戦線と連携している雰囲気(一緒にキスマユ・アルシャバブを攻撃したりしたみたい)。
そのせいでオガデン解放戦線はキスマユのアルシャバブに『エチオピアの走狗』扱いされたりしてて,なんか若者への歴史教育の大事さをしみじみと想ったことである。
Ras Kamboni旅団:ソマリア最南部,Jubbaあたりに勢力のあった民兵団。一時Hizbul Islamの構成員であったが,先日,最高指導者Turkiがal Shabaabに転向し,Ras Kamboniはこれに従う者・従わない者(Madobe派)で二分された。
al Shabaab:ソマリア南部に広大な勢力圏を築いた民兵団,もとはイスラム法廷の青年部に由来。大人の政治家たちのほとんどがエチオピア軍の介入で亡命したあと,武装闘争を主導した格好。
青年団という名前だけあって,構成員には若者を多く含む模様(11歳~)。いつごろからか,だんだんに過激思想の傾向を強め,アルカイダと連携してワッハーブのなれの果てのアレな感じになり果てた。その関係で,所謂「イスラムの兄弟たち」の参加を得ている。
―世界の「イスラムの兄弟たち」の(悪い)影響としては,自爆テロ攻撃が挙げられよう。AMISOMや政府高官を狙う分にはさておき,医者学校の卒業式を直撃した際には流石に民衆のデモを呼んだ(アルシャバブ自体は犯行を否認したが,ほとんど誰もその発言を信じてくれない)。そんな原理主義に過ぎて空気を読まない(読めない)あたりが心配な子。
なお,南部の港町キスマユを実効支配して久しい。経済力も結構なものがあるかと。
軍事版FAQ 昼食[…]の時間[…]は[…]ある程度偉ければ融通ききます?
うちだと融通きくよー。19:00ごろのお昼ごはんなんてのもあったが,どうか(笑)
…もすこしどうにかなんねぇかなあ。いろいろと。
戦国ちょっといい話・悪い話まとめ 真田信之「なあ、忠重。死出の山は」
おにいちゃん。
戦国ちょっといい話・悪い話まとめ 秀吉の辞世の句、家康の辞世の句・いい話
返歌。
見えない道場本舗 ■[時事][政治][軍事]沖縄米軍基地問題、現政権はやっぱり「代替地は考えないし、そもそも海兵隊は要らない。無条件で普天間を返還せよ」というべきでは。
「ゲンダイや ”反体制”の なれの果て」
うまいな。
反政府が反自民党を意味した時代が長すぎたせいもあるのか,自民党案に反対すれば反体制な俺かっこいいな俺的な妄想爆発なわけか。
『沖縄に基地を押しつけて,そして僕たちは他人(沖縄県民)の痛みに気付けない日々を過ごしてきたよね! 沖縄から基地を取り除こう! あ,ほら,フィリピンとかどうよ? フィリピン経済困ってるぽいし,くどけるんじゃね?』が日刊ゲンダイさんの意見のようですが(”識者”の意見を批判もなしに引くというのはそういうことだ),フィリピンには「他人」はいねぇらしいわ。それ,『みんなアジア市民だからみんな身内』ってのか,それともフィリピンに人間が住んでないと思ってるのか,どっちだ。
追記。タイムリーに代弁者が見つかったので,その言葉を引用してみようと思う,つまり「こういうことを言う人ってのは世界には日本と欧米先進国しか存在しないと思ってるんじゃないか、まあ普通の人ならそれもやむを得ないところがあるが新聞記者がそれじゃあ存在意義が問われるよねと、そう思ったことであった」(from おおやにき「支度料」)。
世間様水準からみれば,そりゃあ高給貰ってんのかもしれんが(だから色々自費で出せという要求も分からんでもないが),お客の接待費用も自腹で出したりするのであって。どこに行っても領収書切ってもらってたとある民間の方の姿を思うと,まあなんか疑問に思わないでもない。
ところで現在ソマリアで活動している主たる武装勢力や軍閥の一覧と特徴については,英語版WikipediaのWar in Somalia (2006–2009)やWar in Somalia (2009–)を見ればいいとおもう。それなりに客観的知識が得られるんではないかと思う。
私風には(長い英文を見る気がない):
AMISOM:モガディシュにある国連―AUお墨付き国際部隊。兵力5000ちょい。ブルンジ軍とウガンダ軍によって構成される。装備的には恐らくソマリア諸勢力中,最強。でも積極的攻勢には滅多に出ない。
暫定政府軍:あっちこっちにほそぼそと生息。モガディシュ市内でろくろく給料もなく(不法)検問で小銭稼ぎしてる連中もあれば,時々西部国境を越えてエチオピア軍と一緒に攻勢する連中がいるところから見て,エチオピア国内にも一部いるらしい。
ソマリア国内のそこここにもほそぼそと生きているようで,町をとったりとられたりしている。
その他,国外で訓練中の部隊も存在する。ケニア国内で訓練が済んだ者たちもいたりする。
Ahlu Sunnah:Sufi系民兵団に起源,プントランドとの国境付近から南方へ勢力を広げていった感じ。エチオピア軍からの(装備の)援助を受けている様子。al Shabaabと文字通り血で血を洗う戦闘を戦っている。―この両勢力の戦闘の場合,巻き添えの民間人死者がほとんどでないのである…。
Hizbul Islam:イスラム法廷連合のうち,暫定政府に妥協しなかったアスマラ派の人たちが中核。代表者はAweys先生。中心地はAfgoye。一時は諸軍閥を束ねる位置にあったが,南部に勢力をはったRas Kamboni旅団の指導者Turkiがal Shabaabに寝返ってしまって,戦力は相当落ちたかと思われる。
とはいえ,やっぱりあちこちに存在。一部はアルシャバブに押されてケニア領内にまで逃げたか。エチオピアまで逃げたグループもあるかと思われ,これはオガデン解放戦線と連携している雰囲気(一緒にキスマユ・アルシャバブを攻撃したりしたみたい)。
そのせいでオガデン解放戦線はキスマユのアルシャバブに『エチオピアの走狗』扱いされたりしてて,なんか若者への歴史教育の大事さをしみじみと想ったことである。
Ras Kamboni旅団:ソマリア最南部,Jubbaあたりに勢力のあった民兵団。一時Hizbul Islamの構成員であったが,先日,最高指導者Turkiがal Shabaabに転向し,Ras Kamboniはこれに従う者・従わない者(Madobe派)で二分された。
al Shabaab:ソマリア南部に広大な勢力圏を築いた民兵団,もとはイスラム法廷の青年部に由来。大人の政治家たちのほとんどがエチオピア軍の介入で亡命したあと,武装闘争を主導した格好。
青年団という名前だけあって,構成員には若者を多く含む模様(11歳~)。いつごろからか,だんだんに過激思想の傾向を強め,アルカイダと連携してワッハーブのなれの果てのアレな感じになり果てた。その関係で,所謂「イスラムの兄弟たち」の参加を得ている。
―世界の「イスラムの兄弟たち」の(悪い)影響としては,自爆テロ攻撃が挙げられよう。AMISOMや政府高官を狙う分にはさておき,医者学校の卒業式を直撃した際には流石に民衆のデモを呼んだ(アルシャバブ自体は犯行を否認したが,ほとんど誰もその発言を信じてくれない)。そんな原理主義に過ぎて空気を読まない(読めない)あたりが心配な子。
なお,南部の港町キスマユを実効支配して久しい。経済力も結構なものがあるかと。
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