空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

バーレーン,「始まる」

2011-02-17 19:41:40 | Newsメモ
 バーレーンでは機動隊が「真珠広場」に突入,数千(以上)の参集者を散らすために催涙ガスを使用。死者発生。

BBC  Bahrain protests: Police break up Pearl Square crowd 17 February 2011

 催涙ガス,バトンを使用する機動隊が夜明け前(現地時間午前3時)に無警告で突入。世俗党の人物によれば,機動隊は100名以上であったという。なお二人の死亡を確認したとされる―65歳の人物とより若い人物,とある。3人目は重態であるとする。

 なお別報(The Agence France-Presse news agency)では4人目の死者があったとされる。

 デモ側は,”あと24時間の猶予があるらしい”とのうわさに依拠してか,老人・子供も相当数混じっていた模様。これが混乱を助長した可能性は否定しきれまい―勿論,治安組織側の非人道性も。

 なお通りにはtanksが配備されているとのこと。空にはヘリが飛んでいるという。

 Wefaq党Abdul Jalil Khalil氏は言う,「これはまさしくテロリズムだ。抗議デモを攻撃しようと決意した者は誰でも,殺害を狙ったものなのだ」。

 バーレーンは米国第五艦隊の根拠地と言う。米国は事態を注視していたが,現地政府は強制力投入のやむなしに至ったという判断。

 ―バーレーンが,そーいう意味で「始まって」しまった。歴史はまさしくいま,動いているのだなあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今月は歴史に残る月となるか | トップ | 何かもう色々とダメだ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Newsメモ」カテゴリの最新記事