朝日新聞 「2世、3世はルパン3世だけでいい」国民民主・玉木氏 2018年5月19日17時15分
「玉木雄一郎・国民民主党共同代表(発言録)」
「森友、加計学園の問題、いつまでやっているんだと批判もありますが、問題を起こしているのは政府・与党の側なんですよ。もう終わるかなと思ったら、また新たな問題がバンバンバンバン出てくる。終わらしたくても終わらない。それがいまの実態ではないでしょうか」
まあそれはそれで追及すれば宜しいが、
「だからもう一度、私たちに政権を託していただきたい。もう一度原点に戻って、市民のため、国民のための政治をぜひ実現していきたい」
といわれても、いったい何を実現するのか、そこのところのアピールがどうも見えないのです。
「国民民主党」+「公約」でgoogle検索をかけたら、トップが
「「この国を、守り抜く。」|衆議院選挙公約2017|自民党
https://www.jimin.jp/election/results/sen_shu48/political_promise/
自民党の衆議院選挙公約です。豊かで平和な日本を守り抜く。未来に責任をもつ。確かな政策を自民党は実行し続けます。 ... 政治は国民のもの 自民党. 衆議院選挙公約2017; 衆議院選挙公約2017 · 政策パンフレット 2017 · 総合政策集2017. J-ファイル ...」
というすさまじさ。いやまあ、結党2週間程度?ですから、止むを得ないかともおもいますが、第三候補に
「国民民主党 (日本 2018-) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/国民民主党_(日本_2018-)
国民民主党(こくみんみんしゅとう、英: Democratic Party For the People)は、日本の政党。公式的な通称は国民党(こくみんとう)、英語略称はDPFP。報道時には略称として国民が使用される。 また参議院では会派の略称を民主としている。 2018年5月、 ...
未指定: 公約」
なんてでてきて、「未指定: 公約」は流石に草生えますよ。
いくらなんでも難なので、当の玉木雄一郎氏のページを見に行くが:
Yuichiro Tamaki Official Blog ゼロからはじめます。 2018年04月25日
「私たちは、最新の科学技術の発展を官民あげて応援する生態システムを作り上げ、革新的イノベーションによって経済成長の実現や社会問題の解決を目指す「イノベーション・ニュー・ディール政策」を推し進めます」
ははあ、研究開発の促進か!と思ったら
「そのために、投資を促す大胆な規制緩和や減税・非課税策を講じていきます」
…誰が研究開発するとおもっとんのだ。大学教育・研究開発には一言もないような。
「また、アメリカが世界の覇権を握った「パックス・アメリカーナ」の時代が終わりを迎え」
せやろか。現にアメリカの積極的な行動で北朝鮮が一応仮にも対話に応じる、拉致被害者を返す―という現実が展開しており、アメリカ様のおかげで平和になる世界、というより、アメリカ主導でアメリカが平和と考える状態の実現、ってな状況になってる感もあるが。
「政治や経済の中心がアジアに大きくシフトしつつある時代を見据えて、日中韓、そして非核化が実現した北朝鮮も加えた北東アジアの新たな平和と繁栄のメカニズムを日本が主導して構築していかなくてはなりません」
政治経済の重心はアジアよりになっている感はあるにせよ、それは中心とまでは言えず、最大中心はアメリカ合衆国であり続けており、アジアにおける重心のいまひとつ:インドを(少なくとも、今後)無視するわけにはいかない点、いますこし広い視野を持ってはどうかなあという気はする。
こうした点、まあその、発表の方向性が違うにせよ、以下の安倍総理の発言はなかなかというべきか。勿論、言わされているだけだ、という意見もあろうが、それを言うべきだと進言するブレーンの存在、それを受け入れる度量・見識は認めてよかろう。
首相官邸 未来投資会議 平成30年5月17日
「Society 5.0時代を切り拓くためには、経済社会システムの全般的な改革が不可欠であります。人材育成は何よりも重要な課題です。特に、人工知能、ビッグデータなど、IT技術、情報処理の素養は、もはやこれからの時代の読み書きそろばんではないでしょうか。その認識の下に小学校から大学まであらゆる子供たちに対する統計、情報教育の抜本強化、大学入試においても、国語、数学、英語のような基礎的な科目として、情報科目を追加、文系、理系を問わず理数の学習を促していく。さらに先端的なAI人材、IT人材の育成に向け、理学部や工学部といった学部の縦割りを超えた学位プログラムを新たに創設するなど、Society 5.0時代にふさわしい教育システムへと改革を進めるために、文部科学大臣は具体的な改革案を検討し、速やかに実行に移してください」
やや長文引用。「Society 5.0」などという、なんというかもはや失敗を予告しているような感が立ち上るような、「流行の言葉の用法に乗ってみたよ!(三世代くらい遅れて)」みたいな感がひしひしと辛く思うのは私の個人的感覚だと措いておくが、「人材育成は何よりも重要な課題です」「IT技術、情報処理の素養は、もはやこれからの時代の読み書きそろばん」「理学部や工学部といった学部の縦割りを超えた学位プログラムを新たに創設する」「時代にふさわしい教育システムへと改革を進める」―。
―未来へ向けての意気込みだけはそれなりに伝わる用語を組み込んでいるあたり、スピーチライターやブレーンの苦労が思われる。
…細かいことにもちゃんと目を向けているよ、というアピールを、大枠の物語を述べる中にも埋め込んでおくものだと思うがなあ。
他方
「玉木雄一郎・国民民主党共同代表(発言録)」
「森友、加計学園の問題、いつまでやっているんだと批判もありますが、問題を起こしているのは政府・与党の側なんですよ。もう終わるかなと思ったら、また新たな問題がバンバンバンバン出てくる。終わらしたくても終わらない。それがいまの実態ではないでしょうか」
まあそれはそれで追及すれば宜しいが、
「だからもう一度、私たちに政権を託していただきたい。もう一度原点に戻って、市民のため、国民のための政治をぜひ実現していきたい」
といわれても、いったい何を実現するのか、そこのところのアピールがどうも見えないのです。
「国民民主党」+「公約」でgoogle検索をかけたら、トップが
「「この国を、守り抜く。」|衆議院選挙公約2017|自民党
https://www.jimin.jp/election/results/sen_shu48/political_promise/
自民党の衆議院選挙公約です。豊かで平和な日本を守り抜く。未来に責任をもつ。確かな政策を自民党は実行し続けます。 ... 政治は国民のもの 自民党. 衆議院選挙公約2017; 衆議院選挙公約2017 · 政策パンフレット 2017 · 総合政策集2017. J-ファイル ...」
というすさまじさ。いやまあ、結党2週間程度?ですから、止むを得ないかともおもいますが、第三候補に
「国民民主党 (日本 2018-) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/国民民主党_(日本_2018-)
国民民主党(こくみんみんしゅとう、英: Democratic Party For the People)は、日本の政党。公式的な通称は国民党(こくみんとう)、英語略称はDPFP。報道時には略称として国民が使用される。 また参議院では会派の略称を民主としている。 2018年5月、 ...
未指定: 公約」
なんてでてきて、「未指定: 公約」は流石に草生えますよ。
いくらなんでも難なので、当の玉木雄一郎氏のページを見に行くが:
Yuichiro Tamaki Official Blog ゼロからはじめます。 2018年04月25日
「私たちは、最新の科学技術の発展を官民あげて応援する生態システムを作り上げ、革新的イノベーションによって経済成長の実現や社会問題の解決を目指す「イノベーション・ニュー・ディール政策」を推し進めます」
ははあ、研究開発の促進か!と思ったら
「そのために、投資を促す大胆な規制緩和や減税・非課税策を講じていきます」
…誰が研究開発するとおもっとんのだ。大学教育・研究開発には一言もないような。
「また、アメリカが世界の覇権を握った「パックス・アメリカーナ」の時代が終わりを迎え」
せやろか。現にアメリカの積極的な行動で北朝鮮が一応仮にも対話に応じる、拉致被害者を返す―という現実が展開しており、アメリカ様のおかげで平和になる世界、というより、アメリカ主導でアメリカが平和と考える状態の実現、ってな状況になってる感もあるが。
「政治や経済の中心がアジアに大きくシフトしつつある時代を見据えて、日中韓、そして非核化が実現した北朝鮮も加えた北東アジアの新たな平和と繁栄のメカニズムを日本が主導して構築していかなくてはなりません」
政治経済の重心はアジアよりになっている感はあるにせよ、それは中心とまでは言えず、最大中心はアメリカ合衆国であり続けており、アジアにおける重心のいまひとつ:インドを(少なくとも、今後)無視するわけにはいかない点、いますこし広い視野を持ってはどうかなあという気はする。
こうした点、まあその、発表の方向性が違うにせよ、以下の安倍総理の発言はなかなかというべきか。勿論、言わされているだけだ、という意見もあろうが、それを言うべきだと進言するブレーンの存在、それを受け入れる度量・見識は認めてよかろう。
首相官邸 未来投資会議 平成30年5月17日
「Society 5.0時代を切り拓くためには、経済社会システムの全般的な改革が不可欠であります。人材育成は何よりも重要な課題です。特に、人工知能、ビッグデータなど、IT技術、情報処理の素養は、もはやこれからの時代の読み書きそろばんではないでしょうか。その認識の下に小学校から大学まであらゆる子供たちに対する統計、情報教育の抜本強化、大学入試においても、国語、数学、英語のような基礎的な科目として、情報科目を追加、文系、理系を問わず理数の学習を促していく。さらに先端的なAI人材、IT人材の育成に向け、理学部や工学部といった学部の縦割りを超えた学位プログラムを新たに創設するなど、Society 5.0時代にふさわしい教育システムへと改革を進めるために、文部科学大臣は具体的な改革案を検討し、速やかに実行に移してください」
やや長文引用。「Society 5.0」などという、なんというかもはや失敗を予告しているような感が立ち上るような、「流行の言葉の用法に乗ってみたよ!(三世代くらい遅れて)」みたいな感がひしひしと辛く思うのは私の個人的感覚だと措いておくが、「人材育成は何よりも重要な課題です」「IT技術、情報処理の素養は、もはやこれからの時代の読み書きそろばん」「理学部や工学部といった学部の縦割りを超えた学位プログラムを新たに創設する」「時代にふさわしい教育システムへと改革を進める」―。
―未来へ向けての意気込みだけはそれなりに伝わる用語を組み込んでいるあたり、スピーチライターやブレーンの苦労が思われる。
…細かいことにもちゃんと目を向けているよ、というアピールを、大枠の物語を述べる中にも埋め込んでおくものだと思うがなあ。
他方
中国SNS「微博」でのゴールデンウィーク自慢をすっぱ抜かれた蓮舫がnetgeekをブロック。効果は抜群のようだ。https://t.co/ErbKq1z8mh pic.twitter.com/XbE7LfqaIZ
— netgeek (@netgeek_0915) 2018年5月19日
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