空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「戦後最悪の首相」の評価をさらに確実化

2019-01-02 12:46:36 | ノート
 流石に戦争に負けた首相とか、負ける戦争を主導した首相とかほど最悪扱いされんでもいいとは思うには思うが、そもそもやっちゃダメだということがもはや一応仮にも周知されたことを、周知する側がばっさりやりまくって、あげくそんな状況に”一石を投じる”だなどと臆面もなく言えるあたり、異次元の最悪である。異星人首相とかなんとかいう評も伊達ではないのである。

毎日新聞 鳩山氏、普天間県外移設資料を自ら裁断 ルールなき首相公文書 省庁、保存せず 散逸の恐れ 毎日新聞2018年12月30日 東京朝刊

鳩山由紀夫元首相(2009年9月~10年6月)が、在任中に自らが保有していた公文書の大半を退任直前に廃棄したと毎日新聞の取材に証言した。沖縄県・米軍普天間飛行場の県外移設問題などに関する一部の文書は個人事務所や自宅に持ち出したものの、政権の全貌が分かる記録は残っていないという

 そもそも持ち出すな。
 いってみれば、たかが小中学校の成績資料如きでさえ、職場外に持ち出すことは非常に避けられているんだ。にもかかわらず、国家の大事に係る大書類の扱いを、そうまで雑な機密非管理にさらしたうえ

鳩山氏は「作成元の省庁が保存していると思い捨ててしまったが、省庁で見つからなくなっているものがある」とも証言する。首相が退任する際に公文書を保存するルールはなく、廃棄や散逸の危険にさらされている

 ざっくり捨てましたって、あんた。

鳩山氏は公文書を廃棄したことを悔やみ、首相が持つ公文書の保管のあり方に一石を投じたいとして」って「悔やみ」じゃねえよ、「悔やみ」じゃあ…。







 それこそ、安倍政権に批判的な人を批判するのは、安倍政権の間接的な援護になる政治的行為だと主張する余地はまああるが、だからといってこれは正面から批判しないとダメな案件だと私はおもう。

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