薬物使用の俳優やアイドルの出演作品が闇に葬られるのはおかしい!っていう世論がやっと盛り上がってきたのに、「性産業経験者が表に出てきたら子どもが検索するだろ」みたいな方向から時計を巻き戻そうとするの、人間の素朴な保守感情、家父長制って本当にしぶといなと感心している。
— 橙?? (@_0ranssi_) July 2, 2024
それもう家父長制関係ない気がするんですよねぇ…多様性に耐えられなくなった異常者というだけのような
— くるしま (@kurushima2) July 2, 2024
つまり国の制度としての家父長制は廃棄されて久しく、その残滓もまあまあ、あるはあるけどさあ…というのが普通の感覚であり得る。そして家産の差配・家族の配置に関わる狭い意味での家父長制は薬物使用の俳優・アイドルの出演作品を滅ぼすのどうのに直接かかわらない。だからそれもう、家父長制と関係ないよね?というのが第二引用の意味だ。
つまりpatriarchyの翻訳語として何を使うか・何が(より)相応しいかという課題ですねこれ。父権主義だとpaternalismと衝突するが、パターナリズムはカタカナで書くことが多いし…しかし定訳っぽいしなあ…。…しかし「父権主義」をpatri-archyに当てるのはなかなかの案に思える。「父権支配」でどうか。そして世間に家父長権支配の批判非難で言及される内容は悪しきパターナリズムの内容のようにも思えるのだ。
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