対米貿易戦争最新手段：為人民精神高揚カラオケ曲

　カテゴリは「こぼれ話」であろう：

BBC https://www.bbc.com/news/world-asia-china-48359002 21 May 2019　By Kerry Allen

「A Chinese propaganda song about the ongoing Sino-US trade war is getting a lot of interest - and raising a few eyebrows - on Chinese social media.」

「China is no stranger to propaganda songs. Karaoke is popular in China and Beijing knows that songs are an effective way of conveying official thinking to young people.」

　対米貿易戦争を勝ち残るため、人民の精神を活発ならしめんとプロパガンダ・カラオケ曲を英雄的に作成し、愛国的に謳いあげるわけである。
　そうまで国粋主義的にやるならがんばってもっとこう…米帝の犬のところで形成された文化によらずにですな、こう…伝統的ななにものかを…と思わないことも…。

　そういうのならなあ、こんなののほうが上手いのではないかなあ、とか：https://www.youtube.com/watch?v=yXgMedl6sQE

　…だいたいなあ、元官僚さんとかが安易に民衆文化をつかってプロパガンダをなんてのはなあ…官製大ヒット以上にはなかなかならんのが通例ではないかねえ…。

　ところで、まあその、「愛国歌マンセー」な方々が発生するのはまあいいんですが、『ちょっとこれ、品がないよねえ』というコメントが出るのは当然のことである。その種のコメントが

「But some Weibo users voiced bemusement that China was promoting a song about a trade war. "This thinking makes us no better than North Korea," wrote one.」

　…『これで喜んでたら、おれら、北朝鮮並みにならね？』というのは、なんというか…北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国の嫌われっぷりを微妙に示している感があり、表情に困る。