空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

研究業界への新規参入希望者のとある姿と撤退者の姿たちと

2018-11-11 20:40:05 | Weblog


 この場合、『で、その雑談はどこでしたんですか?』というポイントにふれるべきかと。ものっそい微妙な、ソフトな論点に触れる領域なら特に注意したい。
 つまり、『日本で』『日本に来ている』レベルまで教育が進んだ”進歩的な”外国人たちとの会話なら、そりゃあ「何を研究するんです?」とかになるのは自然なことだろう。

 なお私の縁談話でもそうで、修士以上で非常勤講師やってるってひとに「最近はなにを?」と聞いた私であった。相手を見て、そして発話者の属性も見るべきなのだ、こういうのは。
 他方で研究だの大学教育だのに縁がなければ、そんな趣味領域にえらいカネかける裕福なひとやなあ、とか、そんなカネをだせる家/ダンナさんすごいなあ、という話になるのは、まあ一般人としては当然のことだ。

 でまあ、そういうトコロ・微妙なところに気づかず、自分をどう見てほしいのかというアピールは凄そう:





 だってただの院生でしょ? スタート地点に立ったかどうかの。業績は? 業績がないと、「あなたのこと」について話ができない。誰かの業績の紹介なら、あなたでなくてもできるんだ。



 とまあ、こういう評価になる。



 という、微細なことに気付ける能力を求められるのだ…。



 これをうまく利用して、大学院生生活で学者っぽい感じを楽しんで一般社会に帰っていくお客さん扱いってのは、まあその…ある。
 正直、私はそういう雰囲気とかきらいだったので、社会人入学の大お姉さまに普通に接した。手加減してよ!とかいうのに対して、ダメ!とぶった切った。院生なんだから、アナタのほうがこの件は専門家に近いんだから、アナタ、学部生の面倒をみなさい! 私がアナタの面倒を見たように、です!とか。

 まあその、未だに友達づきあいがありますな。
 お互いの存在を魂レベルで否定しあうほどのよい友人関係でした。「この邪教徒ぉ!」「なによ、この謗法ー!」と。

 さて撤退戦にもいろいろあってというメモ:





 これは割と私もおもう:



 研究者には一定程度の適性があるので、私には研究させてください。会社員とか一般社会人とかは向いてないんです…。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一般論にまで持っていくのは... | トップ | バ美肉の流れは »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事