空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

オレゴン森林火災:確認死者は現時点で6名

2020-09-13 12:57:19 | Newsメモ
 オレゴンで森林火災が続き、「Dozens of people are missing and at least six are confirmed dead in Oregon」この記事時点で確認死者6名。

関連:「オレゴンでも火災が大発生中(2020-09-12 10:36:11 )」

 昨日段階では4名だった。つまり、丸一日あって、数十名からが行方不明の状態から確認できた死者が2人だけ。

Oregon's Office of Emergency Management (OEM) says the fires have killed six people, but officials warn the final death toll could be much higher.

 最終的な死者はもっと多かろう―とはっきりそう言う認識。

BBC US wildfires leave dozens missing in Oregon, state governor says 12 Sep 2020

Dozens of people are missing in Oregon alone, state Governor Kate Brown has said, as deadly wildfires continue to sweep through US West Coast states.

Fanned by winds amid record heat, the blazes have burnt millions of acres, destroyed thousands of homes, and killed at least 25 people.

California's Governor Gavin Newsom said the fires show the debate around climate change is "over".


 気候変動に関する議論は終わった(結果は明らかだ)は別にいいんだが、なら真面目に対策しようや、とは思う所。なんでもポイ捨てする文化のところでならストロー規制もビニ袋規制も意味があるだろうけどね。
 肉を食わない!というのもいいけど、ウルトラ高給のひとたちが『私はヴィ―ガン!』ってやってても、自己満足以上になかなか出ないだろう。なんで今回のコロナウィルス危機のさなかに、食肉加工工場を閉じられなかったのか考えてみればいい。

 ともあれ、コネチカットより広い面積が焼かれちゃった…というのは現地にはショックかもしれない。

The fires have burnt a total 4.5m acres - an area larger than Connecticut and slightly smaller than Wales - in recent weeks, according to the National Interagency Fire Center.

 それ以上に、町がスモークに覆われた―というほうがショックかもしれない。去年のブラジルかな?

The smoke pollution from the wildfires has left Oregon's largest city, Portland, with the worst air quality in the world, followed by San Francisco and Seattle, according to IQAir.com.

 一応、森林管理の失敗を認めるものの、気候変動は疑えない―とする。

He acknowledged failings in forest management in recent decades, but added: "That's one point, but it's not the point."

 うん、意識タカイひとたちがたくさんいたはずだよね、その人たちがそのタカイ意識を汗と泥と虫にまみれた山林監督の仕事の実務に向けてくれてたら良かったんじゃないかな、と田舎出身の私としては思う。

President Trump, a climate sceptic, has stressed poor fire-control measures as the main cause of the latest blazes.

 トランプの野郎めのせいで問題が政治化されちまって―なんて思う自由もあるけれど、現実に火災を一日でも一時間でもはやく鎮火せしめることはまさしく喫緊の大問題であり、ボランティアファイアファイターの必要はあり、直近の過去の問題としては防火帯の設定はなされてきておらず、そして都市部でデモするのに忙しかったし、いまも都市部でデモするのに忙しいんですよね? コロナウィルス危機のせいで刑務所から人が消えて、消防実務を担わせる人材が足りなくなったというのはどこの州のお話ですか? 

 それぞれ別個の問題であり、タイムスパンも別ですけど。いま現に必要な予算を(敵対党派支配地域に)絞ろうとするというトランプ大統領も問題ですけど。それらを一気に解決する素敵な一手というのは、ふつう、ないもんですよ。
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