今のサヨクとかマスコミとかの呼び名は実は間違っていて、彼らの本当の呼び名は「フラジリスタ」。社会に揺らぎを与え脆弱にしてその脆弱さから利益を得る人たち。この定義は100%正しい。彼らが自分たちをリベラルとかジャーナリズムとか言う時は冗談だと思って放って置こう。
— Tamitake Itoh (@silver_plasmon1) 2018年3月11日
この「フラジリスタ」とは何ぞ。検索すると以下の記事が出てくる:
Diamond Online 社会を「脆く」する犯人「フラジリスタ」とは誰だ? 『反脆弱性』が暴く問題の本質 2017.6.30 ナシーム・ニコラス・タレブ;望月 衛;千葉敏生
「フラジリスタ(fragilista)は、「脆さ」や「脆弱性」を意味する「fragility」と、「〜する人」を表わす接尾辞「-ista」を組み合わせて作った造語と思われる。「-ista」は悪い意味を表わすことが多い。日本語にすれば「脆さを生み出す連中」というくらいの意味」
「フラジリスタは「ソビエト=ハーバード流の錯覚」に陥りやすい。これは科学的知識の適用範囲を(非科学的に)過大評価する現象だ。この錯覚を抱える人々は、「浅はかな合理主義者」「合理化主義者」、または単に「合理主義者」と呼ばれる。彼らは物事の根底にある「道理」が、自動的に理解可能なものだと決めつけている」
あまりにも自明な事実を自分は発見した、言われればすぐ分るはずだ、しかし言っても分らぬ者は愚者か狂信者か狂人だ―という理屈がすぐさま展開する。これは日常的に観察される現象だ。
そして彼らは「彼ら」にとって「合理的」な解釈を作り上げる:
「物理学以外の複雑系の分野全般では、物事の根底にある道理は私たちには理解しづらい。フラジリスタにはもっと理解しづらい。ところが、自己紹介をしてくれるユーザー・マニュアルがないというこの自然界の事物の性質は、悲しいことに、フラジリスタにとってはあんまり障害物にはならない。フラジリスタたちは彼らの「科学」の定義に従い、団結して自分の手でそのユーザー・マニュアルを書き上げるのだ」
どういうことかというと
『つまり「読めない子」は、文中の「わかりやすい部分」だけを適当に抜き出し、勝手に自分なりの解釈をしてしまう読み方をしているのである』
— KGN (@KGN_works) 2018年3月7日
外国語の文章を読む時に辞書を使わない人も、これと同じことやってますのでご注意。
:AI研究者が発見した「バカの壁」の正体 https://t.co/Ylj1pF6QiT
目の前の複雑な現実に対して、効率的に理解できるような解釈を見つけ出し、その解釈で理解しかねる部分については新データによる仮説の検証ではなく、既に理解し終えた項目の援用による物語で埋めていく。それでまあ、一貫した理解はできるにはできる。それゆえ「解釈」は、その本来的適用可能範囲を越えて暴走し―
ツイッターを見てると、
— モトケン (@motoken_tw) 2018年3月14日
(根拠はないけど)○○の可能性がある→○○だったら(自分の都合に)いいな→○○に違いない→○○でないと言うなら証拠を示せ。
という思考プロセスをたどる人が想像以上に多い気がする。
という現象を引き起こす。ある種の立場をとる人々に典型的に見られるが、安倍首相は独裁者で悪辣かつ小人物的でなければならず、トランプ氏は狂人でなければならず…それに反するような事象はすべて却下する。これは最近みられる”リベラル””反差別”の類にも見られるし、彼らが敵とする”差別主義者”にも見られる。
「反差別」の何がヤバいかって「反差別運動をしている私が差別なんかするはず無い」って思い込んでいる所なんだよな。
— IKA (@ika_river_c) 2018年3月18日
無意識・無自覚に差別する可能性についてはこれっぽっちも考えていない。
あるいは、自分がしているかもしれない差別というのは瑣末なものであって現今の問題とするには足りぬもの、と考えるとか。それゆえこのようなことが起こる:
安倍を持ち上げる連中は、何でかくもゴミみたいな連中なのだろうか。安倍という人は自分の周りにゴミがうずたかく積みあがっても平気だからとしか思えない。 https://t.co/J0sMmDOpcR
— 山口二郎 (@260yamaguchi) 2017年11月23日
安倍アンチってこういう「異なる意見、気に入らない相手」の人間性まで否定するんだよね。彼等が主流になった社会は多様性とは正反対の排他的な人権無視の社会。 https://t.co/QJkS90EP35
— sin (@sin007777) 2017年11月24日
共に市民社会を形成する同僚、という連帯を破壊するゆえに、私はここにいわれる「安倍アンチ」も「安倍を持ち上げる連中」も同罪と思うが、おそらく私は双方に嫌われることだろう、「敵」として。
辛淑玉氏がドイツで行った福島へのスピーチ。
— 林 智裕 (@NonbeeKumasan) 2018年3月16日
こうして海外に福島や日本に対する誤解と偏見、差別の種が蒔かれてしまっています。
ドイツ二都市で開催された講演会で福島に関するデマを拡散 ? Fact Check 福島 https://t.co/jYKkHXi8rr
批判するならこっちでせう。「工作員」とかスリーパーなんたらとかってワケの分からんレッテル貼ったりデマ飛ばしたりするんじゃなくて https://t.co/JrnA9VnxFP
— Shoko Egawa (@amneris84) 2018年3月18日
放射能は危険なものでなければならない、福島は放射能汚染されて危険なものでなければならない、という大前提からこのような行動に出るわけだ。
類例は
アメリカ軍やフランス軍の人道的介入を「戦争だ」と罵って反対し、ロシア軍による一般市民への空爆や虐殺を黙殺したり「デマ」だという、日本の左翼や研究者は、一体どんな国際感覚や人道意識を持っているのかを問いたい。毎年これに怒り、戦う繰り返しです。人道主義や平和主義と真反対の日本人。
— 福田充 Mitsuru Fukuda (@fukuda326) 2018年2月23日
お怒りはごもっともなのですが、彼らは心根が人でなしなのではなく、むしろ正義感が強く、ただ単に現実を知らず知る術も知らないので視野狭窄に陥っているものと思います。
— 黒井文太郎 (@BUNKUROI) 2018年2月23日
経験上、こういう人はカルトみたいに更生は難しいので、それより新たに拗らす人が出ないよう願って正しく報じていきたいです https://t.co/9AFESzEbPY
―この場合は、アメリカ・フランスのような「先進国」であればこその新しい野蛮を問題とする側面があろうが。
けどまあ、だからといってアサドが免罪されるかといえば、そりゃあないわなあ。
「差別反対」を叫ぶ人たちが実は差別主義者で「戦争反対」を叫ぶ人たちが実は暴力大好き攻撃性の塊ってのを我々はこの7年間で見すぎた。あまりにも見すぎた。もはや正体を知らない人はほとんどいない。
— tadataru (@tadataru) 2018年3月18日
日本の「左派」の人たちが理解しきれていないように見えることは、現代日本の、とくに若い世代の「右派」の多くは、男女平等とか表現の自由とか、そういう「左派的価値観」はむしろ自明の前提とした上で、「その基準からすると、いまの自称『左派』の人の主張はおかしいよね」と言っているということ。
— ニー仏 (@neetbuddhist) 2018年3月15日
この辺の感覚、お年を召した方々には理解できない模様である。
「それでも「彼ら」は、「反アベ」だけでは戦えず、といって各地域ごと個別のイシューを分析して戦うだけの研究調査コストを支払わない・支払えない以上、自派の統合の理念として低コストで利用できる便利なカードに依存せざるをえず、結果として原発問題を延々利用し続けることだろう」
「「彼ら」にとっては、”福島の放射能由来の健康被害”は永続的に発生してくれないと困るのである。そうでないと、「彼ら」の統合自体が危うくなる。そしてそれは何人かの生存に関わるのであり、「彼ら」は「彼ら」が生き残るため、その資源を福島を差別することで調達するのであり―それを「止めろ」というのは、「彼ら」に死ねというに近い。「彼ら」は、自分たち自身が死にたくないために他者を(この場合、福島の住民を)理念的に殺害しているわけなのだ」