空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

訴訟騒ぎ。

2022-12-12 19:17:36 | Weblog


 貧困女子の救済プログラムに興味はないかと言われれば、まあそれなりに興味はある。彼女たちは救済されるべきであり、しかもそれは適切な手法に基づくべきである。

 さて、しかしひとには生業があり、現に住んでいる地域から自由でもない。となれば東京の盛り場で浮浪する貧困女子救済プログラムに従事できる人は、なるほど東京に住んでいる人におおむね限られることになろう。まあ千葉でも構わないが。

 しかしそこまで書いたところで



 意味不明な発言が入る。
 貧困女子救済プログラムに都から補助金が出るのは許せない―なんて話はいったい誰がしているというのか。私は、それは正しいことだと考える。
 自分がその金を欲しがっているかと言われれば、一切不要である。なにしろ従事できないから、欲しいも何も思う余地がない。



 この24時間で数千万―というのは、例の暇空氏の裁判への投げ銭であろう。それは貧困女子救済プログラムとは別の話である。これは、間接的には若い子たちの未来のためになるであろう。というのは、それは問題となっている団体の会計に不適切な点があると主張し、東京都の情報開示が不十分であってかつその隙間からも不適当な処理が見えるとし、適切な会計処理をと求めているのが主題であり―付随して誹謗中傷を主題とする訴訟もあるとかなんとか―、適切な処理がなされれば、そのぶん、将来の若い子の救済になるであろうから。

 もっともcolaboに一切瑕疵がなければ、一連の訴訟沙汰はまったくのムダ金・資源の浪費だが。
 この点についてはいまからでもばっちり領収書等々を揃えて公開し、暇空氏がぐうの音もでないようにしてしまえばよい。
 暇空氏としては、そうやって出された書類からしてマズいというようで…。



 この発言は救うべきところがない。「貧困ビジネス」を推奨するのは道義に反するだろう。colaboを貧困ビジネスと評価し、その手法を利用して―というわけではなく、『お前たちが貧困ビジネスと呼んでいるだろう仕組みを、お前たちが理解している通りに実施すれば、お前たちが自由にできるカネが手に入るというわけだ、やってみたらどうだ(しかしそれは妄想の産物なのであって、実施に至れる筈もない)』ということなのだろうが―



 …現実としては詐欺商売の教唆になるわけだ。そりゃダメだ。
 ということで、この発言を救おうとするならば―colaboは疑いの余地なく立派に会計をし遂げているのである、それは諸種の書類がこれまで都によって認められていることで証明されている、それに対してお前たちの妄想は書類の受理にさえ至らないだろう、従ってそもそもお前たちの言う詐欺商売はそもそも成り立つはずがない、だからいままで成り立ってきたcolaboに過失は(まず)存在しない―と。だから都のお金の無駄は、そもそも存在せず、発生しもしない、と。

 そういう構成になるかと思われる。

 …ネット上の口喧嘩を真面目に読み解くのは、それはそれでどうかと思った。
 私としては、話は法廷闘争に突入したので、まあまずはその流れを見てみようかというところ。
 しかしまあ、面白おかしく煽るかのような暇空氏は、それはそれで印象よくはないけど、きらめくツイッター・スターな弁護士さんを揃えていきなり誹謗中傷のかどで訴訟だと持ってくcolabo側も印象良くないよねえ。スラップ訴訟という単語はちらつく。
 やはり、会計書類を耳揃えて叩きつけて黙らせる、のが、まずすべきことのように思えるわねえ。
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