空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Aweys師は攻撃倍加を宣言する

2010-11-16 00:58:50 | ソマリア関連
 Hizbul Islam指導者Sheikh Hassan Dahir Aweys師はAMISOMに支援されたソマリア暫定政府軍への攻撃を倍加させると宣言した:

Garowe Online Somali Militant vows more attacks on Pro-government troops Nov 14, 2010 - 3:45:08 AM

 巡礼の月にあたってAweys師は「私は,私が死ぬかAMISOMが兵を退くかするまで戦闘をやめない。我々はその国を守るため,またシャリーアを適用するため戦っているのである」という。また「AMISOMは我々の敵だ。彼らの任務と言えば,ソマリアの民間人を迫撃砲で攻撃して破壊すること。我々はアルシャバブにも,その攻撃を倍加するよう促すものだ」と金曜礼拝で語る。

 前年比死者は25%増し,負傷者は72%増しだそう。女性や子供の被害も相当数あり。病院に運ばれた4000人ほどのうち,1100人ほどは女性ないし子供だという。

 なんですな,もちろんAMISOMの砲撃はこうした付随被害を発生させているが,そゆところに巣食ってる反乱勢力だって非難されるべきであるのであって。堂々たる野戦でもって雌雄を決するなんて,さわやか(に見えはする)な戦争をどっか反政府勢力はやってくれんものか。

 いやほら,ドイツと連合軍の北アフリカ戦なんて,(現実はさておき)真剣勝負の雰囲気を感じ取れないでもない(現実はさておく)。あんな具合な戦争で収まれば,後世の伝説にもなろうものだと,まあそんなことを思う。

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