空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

15歳でISに参加した者に対する対応は如何

2019-02-22 09:00:21 | Newsメモ
朝日新聞 IS戦闘員の妻になった女性の英国籍、英政府がはく奪 ロンドン=下司佳代子 2019年2月20日21時14分

ロンドンからシリアに渡り、過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員の妻となった女性について、英政府は19日、英国籍を?奪(はくだつ)したと、女性の家族に伝えた。英メディアが伝えた。女性は17日に難民キャンプで出産したばかりで、帰国を希望していた。家族は法的な異議申し立てを検討しているという

シャミマ・ベグムさん(19)は2015年、家族と住むロンドン東部を離れてシリアに渡った。オランダ出身のIS戦闘員と結婚。最初の2児は病気や栄養失調で死亡した。ISが最後の拠点とするシリア東部の町にいたが、西側諸国の支援を受けた反体制派からの攻撃が激しくなり、妊娠中の第3子の今後を心配して、3週間ほど前にシリア北東部の難民キャンプに逃れたという

 現在19歳というなら、2015年のシリア移住時には15歳。自己決定権はさほど認められていない年齢であり、情状酌量の余地はあるが―自発的に行ったなら、そりゃまあなあ。

 ポイントは、「最初の2児は病気や栄養失調で死亡した」だろうか。
 行く前に気づけよ、そんなに栄養状態いいわけねえだろ、という常識も通じないあほの子だったわけで―じゃあこのあほの子のあほな行為の責任を誰が取るか、そのコストは誰が支払うのかという話にもなる。

 厳しいことを言えば、あの当時、西側先進国からの参加者はわりと優遇されると言うことはあった。ということで、現地人を迫害して収奪した資源でいい目をみようとした搾取希望者がいまさらなにを言い腐る、という評価は十分ありえる。

 この帝国主義者め、労働者の敵め、という評価。

BBC Shamima Begum will not be allowed here, Bangladesh says 21 Feb 2019

 バングラデシュも拒否。

 まあこういうふうに言われ、またそれが事実であればまあ、なあ:「"I wasn't born in Bangladesh, I've never seen Bangladesh and I don't even speak Bengali properly, so how can they claim I have Bangladeshi citizenship," she said.」筋論がどうかは別ですが。

Ms Begum told the BBC: "I was hoping Britain would understand I made a mistake, a very big mistake, because I was young and naive."

She said she changed her mind about IS after they imprisoned and tortured her Dutch husband - an armed jihadi.


 反省著しい、ということで認められるならそれもよいことですが。

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