武装強盗がトイレット・ペーパーを略奪するッ！

　いいね、この失踪感！　これぞインターねっつだ！

「Knife wielding men robbed a delivery man outside a supermarket in the Mong Kok district, police said.」

　配達人が店に届けに来たところをナイフで脅し、なんと凶悪なことに130ドル相当のトイレット…ペー…パー…を……うばった、と。

BBC Coronavirus: Armed robbers steal hundreds of toilet rolls in Hong Kong 17 Feb 2020

　あーうんたしかにあーむど・ろばーですな、うん。一文字たりとも嘘はない、完全に事実を書いてますが、なんだまあその。

「Armed robbers in Hong Kong made off with hundreds of toilet rolls worth more than HKD1,000 ($130; £98).

Toilet rolls are currently in short supply in Hong Kong due to shortages caused by panic-buying during the coronavirus outbreak.」

　別の店では218ドル相当が盗まれたと。ああその、確かに泥棒は泥棒であって、泥棒が泥棒であるからには窃盗と言う罪の軽重を金銭相当額で量るのは確かに資本主義的物神崇拝の極みのようにも、まあその、なんだ、思われ、思想を扱う身としてはそうした批判を重く受け止め、被害に遭ったお店に連帯のきもちを表すべきなのは、うんまあ。

「An Apple Daily report said that 600 toilet paper rolls, valued at around HKD1,695 ($218; £167), had been stolen.」

　もちろん、例の新型コロナウィルス問題で惹起された物不足であるわけですが。なんともまあ。
　ただまあ、真面目に考えれば、たかだかトイレットペーパーでナイフを持ち出してまでの強盗をするほど、一般的な治安状況が悪化しているのだろうなあとか。