空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

二次元キャラの身長体重について云々する向き

2018-05-23 22:54:22 | Weblog








 つまり「僕の考えたバスト85・ウェスト58・ヒップ83の美少女に相応しい身長・体重が提示されているソースを示して欲しい」ということになりかねない、というかそうらしい:「実際の体重のデータが開示されないんだから」。



 個別事例を持ち出して反例に用いたり、統計上の数字をそれなりに左右するくらいはするわけで、なかなかいい線を突く人なのか―と思いきや

お前だって冷戦中のソ連の秘密兵器のスペックとか予想するしかないやろ」あたりはものっそい自爆発言。なにしろ

1) 喩えが成り立っていない(深刻なレベルの秘密兵器とふつうのそこらの女の子の身体データの秘匿の水準は違うだろう)
2) マニアは調べる。可能な限りの手を使って調べ、推測し、推論し、妥当と思われる範囲を調査する。「予想」の範囲をはるかに越える作業である

 のである。「わかんないもんは適当にそれっぽくしとけばいいだろう」をあまりにモロ出しにしてはいけない。


 
 なので、変態的なマニア、ガチのアレなひとたちは、いろいろとこだわりをわけのわからないようなポイントに詰め込むのである。

 …最近感心したのは、アイドルもののシリーズで、「成長期前の単なるロリっこのひじはただのっぺりしている」が、その隣に描いてある「あれこれの成長期に入った子のほうは、骨の成長に肉・皮が追いついておらず、ひじのところで骨ばっている」というもの。

 …そこまでやられると、ひくわー、とかはまあ、思うが、「ふむんなるほど、じゃあこっちの子が完全に成長したあたりだとどんなくらいの美人設定になるんじゃろな」とか「…この方向ならスレンダー美人でないと許しがたい」とかいう想像の余地も広がるのであり、なんというか変態的こだわりこそ良質のアウトプットの素であるぞよ、と思えるこの夜であった。

 結局、二次元美少女はファンタジー存在であるので、ぶっちゃけ数値はてきとーでよいともいえるし、ソレに対して非現実的だと笑うのも娯楽のうちである。が、では拘ろうという場合、肉の重さ・骨の重さ・そのキャラの骨格の想定とその皮膚上に現れる骨格の特徴、その総体的な重さ・他のキャラとの総体的な重さ…にそれなりに拘るとよい。なんか説得的、と思えたあたりで、わりとみんな納得してくれるから。
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