「アニメの女の子の体重やスリーサイズありえなーい」とか言われてもな、実際の体重のデータが開示されないんだから想像で書くしかないやん。お前だって冷戦中のソ連の秘密兵器のスペックとか予想するしかないやろ
— ゲルピン学徒佐々伸也(Zweite Seite) (@naoskihund) 2018年5月21日
#オタクだけど問題視してる
こちら厚労省が提供している日本人の性別ごと身長・体重データ一覧です。問題視すべきなのは調査能力の欠如のほうかと。https://t.co/zRuNFB9LWMhttps://t.co/qwEBWknicS
— saebou (@Cristoforou) 2018年5月23日
なるほど、では身長・体重・スリーサイズの平均値・標準偏差・相関係数のパブリックな統計はありますか?
— ゲルピン学徒佐々伸也(Zweite Seite) (@naoskihund) 2018年5月23日
そうですか、統計上の根拠等は特に無いということでよろしいんですかね。
— ゲルピン学徒佐々伸也(Zweite Seite) (@naoskihund) 2018年5月23日
つまり「僕の考えたバスト85・ウェスト58・ヒップ83の美少女に相応しい身長・体重が提示されているソースを示して欲しい」ということになりかねない、というかそうらしい:「実際の体重のデータが開示されないんだから」。
標準偏差や正規分布を知ってる人がパブリックな統計を知らないわけがないでしょう、「ありえないアニメ体形」を否定する根拠ってもしかしてそちらが貼ってきたような標準偏差の記載がない数学が苦手な人向けのデータしか無いんですか? https://t.co/mmnLiJ0Rcu
— ゲルピン学徒佐々伸也(Zweite Seite) (@naoskihund) 2018年5月23日
個別事例を持ち出して反例に用いたり、統計上の数字をそれなりに左右するくらいはするわけで、なかなかいい線を突く人なのか―と思いきや
「お前だって冷戦中のソ連の秘密兵器のスペックとか予想するしかないやろ」あたりはものっそい自爆発言。なにしろ
1) 喩えが成り立っていない(深刻なレベルの秘密兵器とふつうのそこらの女の子の身体データの秘匿の水準は違うだろう)
2) マニアは調べる。可能な限りの手を使って調べ、推測し、推論し、妥当と思われる範囲を調査する。「予想」の範囲をはるかに越える作業である
のである。「わかんないもんは適当にそれっぽくしとけばいいだろう」をあまりにモロ出しにしてはいけない。
冷戦中のソ連の兵器でもその気になったら調べだす人はいっぱいいるのになぁ…
— せんだい歴史学カフェ (@SendaiHisCafe) 2018年5月23日
なので、変態的なマニア、ガチのアレなひとたちは、いろいろとこだわりをわけのわからないようなポイントに詰め込むのである。
…最近感心したのは、アイドルもののシリーズで、「成長期前の単なるロリっこのひじはただのっぺりしている」が、その隣に描いてある「あれこれの成長期に入った子のほうは、骨の成長に肉・皮が追いついておらず、ひじのところで骨ばっている」というもの。
…そこまでやられると、ひくわー、とかはまあ、思うが、「ふむんなるほど、じゃあこっちの子が完全に成長したあたりだとどんなくらいの美人設定になるんじゃろな」とか「…この方向ならスレンダー美人でないと許しがたい」とかいう想像の余地も広がるのであり、なんというか変態的こだわりこそ良質のアウトプットの素であるぞよ、と思えるこの夜であった。
結局、二次元美少女はファンタジー存在であるので、ぶっちゃけ数値はてきとーでよいともいえるし、ソレに対して非現実的だと笑うのも娯楽のうちである。が、では拘ろうという場合、肉の重さ・骨の重さ・そのキャラの骨格の想定とその皮膚上に現れる骨格の特徴、その総体的な重さ・他のキャラとの総体的な重さ…にそれなりに拘るとよい。なんか説得的、と思えたあたりで、わりとみんな納得してくれるから。
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