空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Hizbul Islamは音楽放送を禁じようとする

2010-04-05 22:03:09 | ソマリア関連
Garowe Online Islamist group orders Mogadishu radios to stop airing music Apr 4, 2010 - 12:24:33 PM

 モガディシュで,Hizbul Islamは諸ラジオ局に音楽の放送を禁じ,外国人戦闘員をjihadistと呼ぶのを避けるよう,命令を発する。モガディシュのHizbulIslam代表者Ma’alin Hashi Mohammed Farahが言うには,紀玄は今月中旬までである。

「我々は諸ラジオ局に,10日以内に音楽の放送を停止するよう求める。この命令を聞かない局は「結末」に遭うことになろう」。この国で音楽の放送を聞くのが我慢ならん,というわけである。

 また,彼らのもとにある外国人戦闘員をjihadistと呼ぶことに強い警告を発する。だって外国人って,UNが支持する政府にしかいないんだぞ?

「我々のもとにはMuhajirinはいるが外国人はいない。諸君がご存じのとおり,外国人は政府とともにある。彼らはウガンダ人,ブルンジ人であってAMISOMと呼ばれる。Muhajirinを外国人とよぶ放送局はシャリーアに従って処断されることになる」。

 なおこの者たちは,彼らの招待に応じてこの国にいるのであり,彼らはアルカイダのOsama Bin Ladenをも喜んで招待するであろう,という。

「我々がチャンスを得たなら,我々はOsama bin ladenをソマリアへ招待するだろう。誰だってソマリアに来るのは自由だ」。

 政府側は―まあ,メディアに脅かしかけてみてるだけの虚勢にすぎない,と言ってるようです。Hizbul Islamならまだしも,そうした常識が通じるかもしれません。が。

 アルシャバブは政府側と対峙真っ最中に聖者の墓地破壊だなんてよけーな作戦展開してました。Hizbul Islamだって,いつだって「みせしめ」をやる力はあるでしょう。

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