空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Mali政府軍,イスラミスト支配領域へ進攻

2013-01-10 22:11:22 | Newsメモ
「速報」状態で,先ほど見た段階では"Mali's army 'seizes' Douentza from Islamists"とあって,Douentzaは奪取されたことになっていた:

BBC Mali's army 'advances' on Islamist-held Douentza 10 January 2013 Last updated at 12:18 GMT

 マリ軍は,イスラミスト反政府勢力から勢力を奪回する作戦の一環として,Douetnza市を包囲した。軍筋は,先ほど,同市を奪還したと報じたが,地元ソースはそれを否認した。イスラミスト(Mujao:Movement for Unity and Jihad in West Africa)はなおも同市を支配している。

 軍広報官Diaran Kone大佐はBBCに語って曰く,マリ軍は首都bamakoから北東に800kmの位置にあるDouentzaを包囲したのだ。

 なお,政府側とMujao側は,同市近くのKonnaなる町で衝突した由。これは政府支配地域の外縁にあり,Mopti州都近くにある。AFPが引く地元の言に従えばheavy shootingを戦っている。無名のマリ軍兵士は「我アレは彼らを撃退しつつあるところだ」とする。



 火曜,AU議長Thomas Boni Yayiは,Natoがマリに介入すべきとした。マリの危機は世界的なものであり,アフガニスタンでタリバン・アルカイダと戦ったのと同様の,Natoの介入を要求するものであるとするのである。
 EUとしても,フランスの国土に匹敵する領域がイスラミストの手のうちにあるままでは懸念がある。

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