日経新聞 マクロン仏大統領、短期間の兵役義務化めざす考え 「徴兵再来」との批判招く恐れも 2018/1/20 4:04
「フランスのマクロン大統領は19日、軍幹部らを前にしたスピーチで「国全体で兵役に従事する仕組みをつくりたい」と述べた。18~21歳の男女を対象に約1カ月の兵役を課すという自身が掲げる制度案について実現を目指す考えを示した」
「フランスは01年、隣国ドイツは11年に徴兵制を廃止した。マクロン氏は国の防衛力強化を以前から主張しており、兵役の義務化もその一環だ。だが、約1カ月という短期間だけ兵役を課す意味合いが乏しいとの指摘や、予算がかかりすぎるとの批判が出ている」
なんとはなしに国防意識を付加する程度の意義はありそうですが、その程度で利害得失がどの程度になるかというのは注意すべき論点かとおもう。
…それはそれで尤もなのだが、費用対効果というか…。
無職で貧困に陥りそうな若者を、と言うことにもなり、その点では堤未果とかの出番になりそう。
ともあれ私としては
NewsWeekJapan 異議あり、『貧困大国アメリカ』 2009年06月15日(月)12時54分
「私にとって、どうしても理解できないのは、本書を通じてアメリカの「格差社会」や「貧困」が告発されているにも関わらず、実際に登場する貧困層の人々への「愛情」とか「連帯」という気持ちが感じられないという点です」
「例えば、貧困層が健康に悪い食事に偏ってしまうので肥満に陥っているという記述があります。確かに、アメリカでは、貧困と肥満という問題に関係があるという見方はあります。ですが、そこには様々な心の葛藤を通じて過食症になったり、あるいは家族の中に問題を抱えているなど、ケースバイケースの複雑な、そして人間くさい背景があるのです。そうした人々の苦悩のリアリティを一切無視して、「愚かな貧困層は騙されて栄養の偏った食事を取らされている」という観察で済ませてしまう感性は、私にはよく分かりません」
ある種の人々の、人間的な共感の少ないビジネスに些か反感と懸念を持っているのだとメモしておく。
「オバマ大統領が掲げる国際協調や、相互理解、あるいは環境対策など、アメリカには決して「新自由主義の一国主義」だけではない、リベラルの立場もあるのですが、日本のいわゆる「左翼」とか「労働運動」といった立場の人々は、このアメリカのリベラルと昔から折り合いが悪いのです」
私には理想主義的な色合いが濃い…と思うのだが、実現する見込みのない理想を掲げてデモとかするだけで済ますより、クッソ後ろ暗いことを含みつつも前進を試みるオバマのほうを支持するかなー。
…オバマ時代、戦地でのドローン使用がむっちゃ増えて、米兵の死亡はすくなくなったし敵兵の効率的な制圧が可能になったようだが、他方でむっちゃ非対称的な虐殺じみた戦場になったっぽく。その点では全世界の人命の平等―ある種のスポーツマンシップに反する。といって、こっちの方面を重視すれば、ブッシュみたいなガチ陸戦を賞賛するハメになるわけだ。
戦争はないほうがいい。しかしともあれ起こってしまうこともあるし、わざわざ仕掛けるものもいる。そこで出来るだけ損害を減らすために各プレイヤーは努力するだろう。誰の、どのような被害をか―と問題にする範囲も異なるだろう。私としてはブッシュにしろオバマにしろ、かなり頑張ったよねえ、と思うことにしている。
とりあえずそのためには意志に反する苦役の禁止規定を打破する必要があるのであり。すっごくハードルが高いんだが、それを把握せずにいられるのはすごいなあと。
「フランスのマクロン大統領は19日、軍幹部らを前にしたスピーチで「国全体で兵役に従事する仕組みをつくりたい」と述べた。18~21歳の男女を対象に約1カ月の兵役を課すという自身が掲げる制度案について実現を目指す考えを示した」
「フランスは01年、隣国ドイツは11年に徴兵制を廃止した。マクロン氏は国の防衛力強化を以前から主張しており、兵役の義務化もその一環だ。だが、約1カ月という短期間だけ兵役を課す意味合いが乏しいとの指摘や、予算がかかりすぎるとの批判が出ている」
なんとはなしに国防意識を付加する程度の意義はありそうですが、その程度で利害得失がどの程度になるかというのは注意すべき論点かとおもう。
フランスの徴兵制度復活に関してはフランスの顕著に高い若年失業率(日本4%、ドイツ6%に対してフランス21% )を考慮する必要があると思う。無論自力でのテロ対策強化等の背景もあるものの、余剰になっている若者を選抜し、軍とマッチングする機会にはなるだろう。
— Yusuke Makino (@Usekm) 2018年1月20日
…それはそれで尤もなのだが、費用対効果というか…。
無職で貧困に陥りそうな若者を、と言うことにもなり、その点では堤未果とかの出番になりそう。
ともあれ私としては
NewsWeekJapan 異議あり、『貧困大国アメリカ』 2009年06月15日(月)12時54分
「私にとって、どうしても理解できないのは、本書を通じてアメリカの「格差社会」や「貧困」が告発されているにも関わらず、実際に登場する貧困層の人々への「愛情」とか「連帯」という気持ちが感じられないという点です」
「例えば、貧困層が健康に悪い食事に偏ってしまうので肥満に陥っているという記述があります。確かに、アメリカでは、貧困と肥満という問題に関係があるという見方はあります。ですが、そこには様々な心の葛藤を通じて過食症になったり、あるいは家族の中に問題を抱えているなど、ケースバイケースの複雑な、そして人間くさい背景があるのです。そうした人々の苦悩のリアリティを一切無視して、「愚かな貧困層は騙されて栄養の偏った食事を取らされている」という観察で済ませてしまう感性は、私にはよく分かりません」
ある種の人々の、人間的な共感の少ないビジネスに些か反感と懸念を持っているのだとメモしておく。
「オバマ大統領が掲げる国際協調や、相互理解、あるいは環境対策など、アメリカには決して「新自由主義の一国主義」だけではない、リベラルの立場もあるのですが、日本のいわゆる「左翼」とか「労働運動」といった立場の人々は、このアメリカのリベラルと昔から折り合いが悪いのです」
恵まれた者達の平和ごっこ。彼らの良心は満たされる。現実の平和には貢献しない。典型パターン。
— Zinc in Osaka (@zincinosaka) 2018年1月20日
私には理想主義的な色合いが濃い…と思うのだが、実現する見込みのない理想を掲げてデモとかするだけで済ますより、クッソ後ろ暗いことを含みつつも前進を試みるオバマのほうを支持するかなー。
…オバマ時代、戦地でのドローン使用がむっちゃ増えて、米兵の死亡はすくなくなったし敵兵の効率的な制圧が可能になったようだが、他方でむっちゃ非対称的な虐殺じみた戦場になったっぽく。その点では全世界の人命の平等―ある種のスポーツマンシップに反する。といって、こっちの方面を重視すれば、ブッシュみたいなガチ陸戦を賞賛するハメになるわけだ。
戦争はないほうがいい。しかしともあれ起こってしまうこともあるし、わざわざ仕掛けるものもいる。そこで出来るだけ損害を減らすために各プレイヤーは努力するだろう。誰の、どのような被害をか―と問題にする範囲も異なるだろう。私としてはブッシュにしろオバマにしろ、かなり頑張ったよねえ、と思うことにしている。
<仏大統領>徴兵制復活へ 1カ月間、危機意識高める狙いか https://t.co/1wc3RhVqi7
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2018年1月20日
安倍自民党が「報酬30万円の1ヶ月徴兵制」を「北朝鮮有事に自衛隊・国民が連携対処するため!」と強行する危険あり。9条を不正行為で破壊した権力なら徴兵制など朝飯前だ。
とりあえずそのためには意志に反する苦役の禁止規定を打破する必要があるのであり。すっごくハードルが高いんだが、それを把握せずにいられるのはすごいなあと。
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