空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

遠大な自殺に付き合わされるほうの身にもなってくれ

2016-01-11 22:01:47 | Weblog


 中身をさっとよみつつメモ。
 岡山大の件は、どうも流れがおかしい。科研費の「返上」についてもメモがあって、そこでも流れがおかしい。
 …(おそらく上層部の意向によって)申請・応募書類が握りつぶされたという話は聞いたことがあるが(※された本人から)、そうした事務方・最上層部の不正についても今後、注意が必要とされよう。

毎日新聞 告発に生データ見ず「適正」 岡山大調査委 2016年1月3日 08時30分(最終更新 1月3日 08時39分)

岡山大(森田潔学長)の大学病院幹部が著者に含まれる医学論文について、研究不正の告発を受けて調査した学内の調査委員会が、実験画像の切り張りを確認したものの、本来必要な生データとの照合をしないまま「不正なし」と結論づけていたことが分かった

 別に他人が遠まわしな自殺をする分には、自由の権利の範囲ではないかとは思うが、まあしかし回りまわって当方の不利益にもなるよなあと。また不正防止ナンタラとかの講習とか増えるわけですよ。この場合は、どうも上層部の問題のようだけど。

毎日新聞 「シロ」判定 文科省指針では公表不要 2016年1月3日 08時39分(最終更新 1月3日 08時39分)

岡山大の調査は、ガイドライン通りに行われた。告発した教授は昨年6月、文科省の研究公正推進室に調査報告書の問題点を訴えたが、文科省の担当者は「不正については文科省が判断する仕組みではない」として、大学に「誠実な対応」を求めただけだった

 もちろん「大学の自治」というものもあるわけであって。
 なのでこの場合、大学トップ側が「黒」だった場合、業界全部を巻き込む壮大な自殺になりそうだったり。文科省のほうから『その自治と言うのが、機能していらっしゃらないようですが?』と言われた場合、抵抗できない。





 …事務方とか法律関係者が止めてくれていればなあ、とは思う。



 …いやこの「見つけ次第通報しろ」ってのは止めなさいよ、誰か…。
 まあなんにせよ



 このブラックジョークは味わい深い。うん。

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