仏軍のマリ介入は「アフリカヤマネコ」(serval)という作戦名になったらしい。仏本土から直接戦闘機を飛ばす一方、マリ東隣のニジェールの首都ニアメに空軍の中継拠点を置いたとのこと。これと並行して西アフリカ諸国軍がマリの首都バマコに集結中。rfi.fr/afrique/201301…
— 佐藤章さん (@AKR__310) 1月 14, 2013
私としてはネコに圧倒的な支持を与える(真剣な顔で)。
さておき
BBC Mali Islamists seize town amid French intervention 14 January 2013 Last updated at 12:22 GMT
イスラミストは月曜,首都バマコから400kmにあるDiabalyなる都市を奪取したという。金曜,その当の反乱勢力の進攻を押しとどめるためにフランスが軍事介入し,日曜にはDiabaly前面のrebelsに攻撃したにも関わらず,そのさなかの出来事である。
―日曜夜,イスラミストが反攻し,この軍基地の町を奪取したのだという。
―なんでも,夜間,小グループに分かれて川を渡り,町に浸透したものという。この兵力は,マリ軍筋によれば,モーリタニアとの国境地帯から浸透してきたものという。
ともあれ,東部でははるかGaoまで攻撃し,Konnaの放棄を勝ち取り,イスラミスト側は後退していてこの地域では介入の効果(イスラミストの停止)があったもののよう。
フランス防衛相Le Drian氏は,フランスの作戦は良好に推移しているとするが,まあ西部では装備の良い反乱勢力を相手に困難な情勢に直面しているともいう。フランスは月曜,国連安全保障理事会の開催を要求した。
なおソマリアでの状況にも言及,不安を訴える―al Shababが,フランス軍戦死者二名の遺体を晒しはしないかと。
フランス外相Laurent Fabius氏は,この介入は「数週間程度のものa matter of weeks」というそうだが,イスラミスト側(Mujao)のOumar Ould HamahaがEurope 1 radioにいうところでは,「フランスはその全国民に地獄の門を開いたのだ。フランスはイラクよりもアフガニスタンよりもソマリアよりも恐ろしい罠にはまった」。
介入側戦力は:
フランス軍,BamakoとMoptiに550
ミラージュとラファールが8機とか
仏軍のマリ介入に動員されている航空兵力は、戦闘機8機、補給機3機、ヘリ13機という編成だそうで、チャドにある基地も拠点のひとつとなっているようである。rfi.fr/afrique/201301… これとは別に在留仏人保護を目的にバマコに数百人を派遣するという。
— 佐藤章さん (@AKR__310) 1月 14, 2013
英国はC17輸送機二機をフランスの援護に提供
ロジ的にはさらに米国とデンマークから援助が期待できる模様
ナイジェリアが600,セネガル・ブルキナファソ・トーゴが各々500,ベニンが300を予定
損失は
金曜以来,マリ軍11名・フランスのヘリパイロット1名が死亡
100名以上のmilitantsが戦死した模様
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