空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Sharmarke首相はAhlu Sunnahとの協定を歓迎する

2010-02-21 18:30:00 | ソマリア関連
Garowe Online Somali PM welcomes accord with pro-govt militia Feb 19, 2010 - 5:59:29 AM

 ソマリア暫定政府首相Omar Abdirashid Sharmarke氏は親政府イスラミスト組織Ahlu Sunnahとの合意形成の動きを歓迎する。木曜,モガディシュで語るには,彼の政府はこの戦争に傷ついた国の平和と安定に関心を持つ如何なる団体をも歓迎する。

「政府は誰であれ平和を求める者を歓迎する。彼らは,主要なポストtop positionsでもって報われるであろう。それはさておき,我々は平和に反抗する勢力とは戦うであろう」。

 政府広報官AbdulQadir Walayo氏はエチオピア首都Addis Ababaで報道陣に語って曰く,政府はモガディシュに帰還してのち,交渉の詳細を発表するであろう。

 協定はまだサインはされていないものの,双方が帰国してのち,署名されることであろうとする。Ahlu Sunnahは,言われるところでは5つの閣僚席を与えられるという。

 Sharmake首相はソマリア北東部プントランドの出身。プントランドは暫定政府の共闘者である。またAhlu Sunnahは中央ソマリアのいくつかの地区を支配している。交渉は2週間ほど,組織者はエチオピア政府。後援hはAUおよび近隣諸国とのこと。

 尤も,エリトリアは東アフリカ地域共同体的に,現在資格停止処分中と思われ(身分を回復したという話を聞かない),この「近隣諸国」の数に入っていないだろうことは想定されよう。


Garowe Online Senior advisor to Somalia president 'resigns' Feb 20, 2010 - 11:29:04 AM

 大統領上級顧問というAhmed M. Warfa教授は土曜,職務を辞するとの声明を発す。個人的理由,またさらに大統領の非協力的態度をも難ず。4.5氏族システムは政府の根本をなすと言っても聞いてもらえず,39名もの閣僚,多数のアドヴァイザーも如何なものかと言ってもダメ,地方政権に関してのアドヴァイスもダメー

 彼は昨年8月から任にあった。この辞任劇は,政府内部のごたごたを明るみに出すものである―

 ―Sheikh Sharifの政治的力量がどのくらいなのか,とか,疑問を抱くのも必要なことではあろう。

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