走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫) | |
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文藝春秋 |
走ることについて語るときに僕の語ること を読みました。
著者、村上春樹氏の走ることについての思いが綴られていて良い本だと
思う。
作家業を営みながら、走ること、マラソンに果敢にチャレンジする姿勢が
走ることに力を入れられている方に共感を呼ぶのではないかと思う。
なんとマラソンは、もう数十回も出場しているという。
執筆時は、42kmのマラソンで4時間きることを目標だとか、マラソンの
為の日々の練習の記録、走ることとそれが影響する仕事のことなどが
素直な表現で記されている。
文章が、平易で特筆すべき書きぶりでもないのが、読むほうは読み
易い。ということで好印象。