先週のグレートフリーライドツアーin伊豆の時に、KENDAのニューモデルSLANT SIXを使ってみました。BBGも調子良かったけどこちらはどうだったかというと、さらに調子よかった。
 使ったのはリア用として。フロントにはお気に入りのEL MOCOの2.1サイズ。なんでリアのみにSLAN SIXをつけたかというと、タイヤの形状がきれいな丸味を帯びているので、コーナーなどでの切り返しがスムーズで気持ちいいんじゃないかという予測を立てたから。フロントはサイドのブロックががっちりと信頼できるEL MOCOで、コーナーでのすっぽ抜けを予防というイメージ。
 SLANT SIXのブロックは、定番タイヤNEVEGALのブロックを小さくしたような感じで、SMALL BLOCK EIGHTとちょうど中間あたりの大きさのブロックが並んでいます。サイドのブロックも同形状で、全体的にラウンドしている感じ。
 今回のDown to Oceanの林道の上りは砂利が深く重い感じの路面で、トルクを強くかけるとスリップするようなコンディション。ブロックが小さい分、深い砂利では普通だったかな。
 土の上になるとこのタイヤの良さが出てきます。想像通りコーナーの連続するような箇所や、後輪荷重でバイクを横にコントロールするときがすごく滑らか。ラインが1本の糸のように繋がるような感じでのライディングができました。ウエットコンディションでもこの性格は変わらず、ドライ、ウエットを問わずコントロールがしやすかった。
 ペダリングは、やっぱり軽い。幅が1.95inchですが、このサイズで充分で、このタイヤの性格を考えるとピッタリのサイズだと思います。
 総合的にみると、リアタイヤにこのSLANT SIXをチョイスして、フロントは好みによってよりグリップ力のあるタイヤをチョイスするのがいいかも。一度使ってみるといいですよ。