今日は「ココ」の部分についてずっと考えていました。どうやったら「ココ」に導けるのか、そして「ココ」をどうやったら広げられるのか。

 トレイルストアはマウンテンバイクを「売る」お仕事をしているので、もちろん「ココ」が広がることによって生活できるようになる(ハズ?)わけですが、それと同時にやっぱりマウンテンバイクが大好きだから、こんなおもしろい乗り物なかなかないと思うから、このおもしろさを多くの方に広めたいという気持ちがとても強くあるのが第一です。

 だって、マウンテンバイクやっていなかったらお店もやっていなかったわけだしね。

 プロショップという「入口」を通して、マウンテンバイクを知っていただいて、そしておもしろさが伝えられればといつも思っています。これがトレイルストアの存在理由だと思うので。

 ショップにできることはもちろん限られていると思いますが、もともと空っぽな頭の中をシェークして、「ココ」のためにできることを考えて、実行していきたいです。

 ほんと、「ココ」がないとなんにも始まらない。


 トレイル系からダウンヒルバイクまで、最近のバイクの傾向としてSLACK(寝た)なヘッドアングルになってきています。

 SLACKしたヘッドアングルのバイクって、ラフなトレイルでも前につんのめったり、引っかかったりが激減するというメリットがあります。ライディングポジションからのビジュアル的にも前輪の位置がより前方にあって、安心感が高くなります。

 フツーに考えると、ヘッドアングルが寝ているということは直進安定性が向上する半面、コーナーリング、特にタイトなコーナーが苦手になっていきます。

 実際にやっぱりそれは感じるんだけど、バイクの全体的なジオメトリー、特にリアセンターやボトムブラケットの高さ(位置)などが煮詰められていて、イメージほど曲がらないということはないのと、SLACKしたバイクには、それなりのコーナーリングテクニックがあるので、それを覚えると、おもしろいほどしっかりと曲がります。

 ちなみにワダが今一番乗っているSANTA CRUZ / NOMADのヘッドアングルは65度。ダウンヒルバイク並みのぐっすり寝(笑)。

 試乗していただくと、多くの方から「前輪の位置がずいぶん前にある」と言われます。

 でも、低速で曲がるようなタイトなコーナー、いわゆる「つづら折れ」みたいなところでも何気に曲がっちゃうし曲がれちゃいます。得意というほどじゃないけど、ほんとに普通に曲がれちゃう。

 タイトなコーナーを曲がるためには、ちょっとしたテクニックが効いてきます。そして上にも書いた、SLACKしたヘッドアングルのバイクなりの乗りこなし方があります。

 ああ~、マウンテンバイクっておもしろい!。奥が深い!のです。

 そのテクニックとは・・・・・、あとはお店で(笑)。


 今日は長野県伊那でマウンテンバイクガイド&トレイルビルドをしているトレイルカッターの東松くん(別名トーマツ・バンダーハム)がお店に寄ってくれて、2016シーズンのマウンテンバイクツアーのフライヤーをいただきました。遠いところありがとうございました!

 極上のトレイルライド体験ができるトレイルカッターですが、トレイルの整備も進み、今では一日では走り切れないぐらいの数のトレイルが舞台になっています。

 さらに今シーズンは初心者、初級者向けのゆるく始められてちゃんと楽しくて気持ちいいトレイルも増えるようでますます幅広い層のライダーにおすすめできるようになるみたいです。

 今冬は雪も少なく、すでにかなり溶けてしまったようで、このまま順調にいくと4月中旬のシーズンイン前にもオープン可能になるかもと言ってました。

 トレイルストアでは毎年お世話になっているし、お客さまたちも何度もリピートしているツアーですが、まだ体験したことのない方、ぜひおススメします。ほんとに極上のライドが堪能できます。

 トレイルカッターの詳細はコチラをご覧ください。


 マウンテンバイキングにおけるビンディングペダル&シューズの最大のメリットはバイクコントロールの安定感が向上するところ。

 (シューズとペダルの)正確な位置に固定することによって、常に最適な位置でペダリングができて、バイクが暴れたときもペダルを踏み外しづらくなるところだと思います。


 そしてトレイルライダーなら、ソールが硬めのレーシングシューズよりも、歩いても快適なトレイル向けシューズがおススメ。


 MAVICのニューモデルCROSSRIDE ELITEは、お求めやすい価格ながらも、シンプルでカッコよくて、しかも性能もよくて、初めてのビンディングシューズとしてはもちろんですが、ガッツリ使われる方にもおススメできます。

 トレイルで歩くことを想定したソールは、大き目で効果的なブロックが施され、ソール自体も硬すぎず柔らかすぎずで、歩行が長くなっても快適です。

 通気性と耐久性に富んだメッシュアッパー、ホールド感を高めるシューレースとベルクロストラップ装備。

 ミッドソールにはEVAが装備され、フィット感を高めています。

 重量は片側395グラム(26.5cm実測値/クリート無)です。 14,580円(税込)


 ぜっんぜん関係ない話ですが・・・・、小学生の時に、僕の真横で激怒しながら怒鳴るいかりや長介さんをみたことがあります。急に思いだした。


 今日の一台。SCOTT / ASPECT 740.1

 街乗りベースのパーツ構成ですが、なんのなんの、このままオフロードもノー問題。

 ポジションもニュートラルでエントリーモデルとしても優等生。

 装着されているKENDAの50-FIFTYというタイヤ、これ、なかなかよさそう!



 日曜日のジャンプ&コーナーリング入門スクールの時に撮影した約180枚の参加者の写真をあらためて見直して、フォームなどをチェックしました。

 コーナーリングの写真で、あ!、この人ビシッと決まってるなと思ってよく見てみたら、井手川選手だった(笑)。

 視線、ライン取り、力んでないけどバネを秘めているのがわかるフォーム、ビシッと決まるとはこういうことなんだと。まさにハーモニー。

 参加されたみなさまも、自分のフォームと井手川選手のフォームを比べてみると、とても参考になります。

 視線、ライン取り、フォーム、どんどんパクっちゃいましょう。まんまイメージして、あとは練習を繰り返す。

 参加されていないみなさんも、自分のコーナーリングフォームの写真とか動画あったら比べてみてください。


 昨日は千葉県の幕張海浜公園MTBコースで、トップレーサーの井手川直樹選手と黒沢大介選手を講師に招いて、「ジャンプ&コーナーリング入門」スクールを開催しました。

 前日かなり雨が降ったけど日曜日の天気予報は晴れ。やるしかないでしょと、それなりの準備をしていきました。

 到着してすぐにスコップやブラシを手にコースへ。

 結構降ったにもかかわらず、水たまりはそんなにできていないし、これで気温があがって太陽がでたら、どんどん乾いていくだろうと思い、気になるところだけブラシをかけました。

 案の定、午後にはナイスコンディション。ばっちりです。

 井手川選手、黒沢選手に「直伝」でしもらえるという超ゴージャスなスクールには、15名の「入門者」が参加してくれました。

 まずは挨拶からはじまり、スクール内容の説明。そして準備体操として井手川選手といえば激しいストレッチです。

 以前さがみ湖プレジャーフォレストでスクールしたときも、ハアハアいうようなアクティブストレッチを伝授してもらいましたが、今回のもなかなかでした。

 ストレッチで本日終了~な雰囲気もニオイましたが、まだ本題に入っていません(笑)。


 午前中はコーナーリングのレクチャー。基礎からキーポイントを丁寧に教えてくれます。

 お昼を挟んで今度はジャンプ。

 
 入門者のみなさま、ほんとにガッツリと練習しました。井手川鬼コーチに「乗せられた」というのもあるのでしょうが、もうほんと、走りまわった、そして飛ぼうとした。

 僕からみていても、みなさんどんどんカラダの動きがよくなってきて、リズムやライン取り、そしてジャンプできるようになっていったもん。

 もともとちょっとジャンプできた人はさらに安定感がアップして、全然できなかった人は「浮遊感」を感じてもらえたのではと思います。

 ほんとに濃い内容のいいスクールでした。

 やっぱりイメージして、少しでも多く乗ることです。乗らないと絶対にうまくならないし、乗った分だけ上達します。

 そして昨日乗りまくったみなさまは、本日からたぶんもれなく筋肉痛プレゼントだと思います。

 最後には、黒沢選手からクリフバーと、井手川選手と黒沢選手のカード入りポケットティッシュを全員にプレゼントしていただきました。

 また、こういうスクールを開催したいと思います。


 明日2月21日(日)は、臨時休業させていただきます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

 明日は千葉県幕張のMTBコースにて、井手川直樹と黒沢大介を講師に招き「ジャンプ&コーナーリング入門」スクールを開催します。

 ここのところの週末天気悪~で、今日はがっつり雨ですが、明日は朝から晴れ予報。

 コースコンディションは行ってみないとわかりませんが、スクールはできそうです。

 トップレーサーが教えてくれるテクニック講座。二人とも自身の走りはもちろんですが、伝えることにも長けているのでどんなスクールになるかとても楽しみです。


 ちょこっと配置が変わったドン。

 見やすくなったかな。


 やっぱりこのフレームカラー好きだわ~。

 乗り物に限らず、モノのカラーって大事ですよね。

 こんなカラーのバイク、乗りまくりたくなるもん。見るだけで気分盛り上がってきます。

 さらにポテンシャルも抜群とくれば、もう言うことなし!


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