あいにくな天気の8月の最終週末でした。。。

 
 マウンテンバイクのスクールなどで、受講者に言葉で的確なアドバイスをするのってホントむずかしいと思っています。

 伝えた言葉を頭に入れた後、理解しようと考えているのがすごくわかるのですが、それを実際にライドして表現しようとするとちぐはぐになってしまう。よくあることです。

 なので、スクールではお手本をみせて、体験してもらって、よいところ、改善すべきところなどをシンプルな言葉で伝えるようにしています。

 考えすぎちゃうとダメなんですよね、身体を使わなきゃ。

 身体に伝わった感覚を信じてあげることって、結構大切で、その感覚は当たりが多いと思います。

 頭で考えるのは、手順ではなく、それが出来ているイメージ。

 あの位置で止まる、そのラインで走る、滑らかに走る、などなど。

 でも、イメージは簡単にできるものでもありません。

 イメージに実際のライドを近づけるためには、たくさんライド(体験)して、できればいろんな場所、コンディションでライドして、経験を積んでいくしかありません。近道はありません。

 人によって上達のスピードは違いますが、ライドすればライドしただけ経験値があがって、応用力も備わってきます。

 初心者スクールでよく言っています。

 今日伝える基礎テクニックは、マウンテンバイクを乗りこなすためのすべてのテクニックの基礎ともなるもの。ほぼすべてのライディングスキルは基礎テクニックの応用ですと。

 たくさんライドして、いろんなところでライドして、自分のペースでいいので向上心を持って、なにより楽しんでライドすれば、必ず上達します。

 不可能はないのだ!

 

 


 性能のよいチェーンオイルで人気のタクリーノのケミカルから、「オイルインクリーナー」という製品がリリースされました。

 オイルとクリーナー・・・・?。はっきりいって相反するもののような気がします、が。

 リンスインシャンプーみたいなもので、オイルのクリーニング(洗浄)ついでに注油ができちゃうという感じです。

 チェーンって、摩耗によって生まれた金属カス(粒子)や外部からのホコリなどによって黒ずんできちゃいます。

 チェーンを注油する前は、脱脂、洗浄などを行ってから注油するのが本道なのですが、これが面倒って人も多いはず。

 チェーンをクリーニングする作業だけで、注油もオーケー状態になるので、ものぐさにはもってこいの製品です。

 潤滑能力もしっかりしていて、テストだと2-300㎞の走行に耐えられるようです。通常のチェーンオイルに比べて、ちょっと短いタイミングでクリーニング(&注油)をする感じです。

 タクリーノ/オイルインクリーナー 1,620円(税込)

 人気のリキッドタイプとスプレータイプのチェーンオイル、ワックススプレー(これもクリーニング機能付き)なども再入荷しました。


 ライドのときに欠かせないもののひとつに携帯工具があります。

 携帯工具の悩みどころは、どこまで機能を求めるか、どこまでの重さや大きさを許せるか、使用感など。

 機能が多ければ、それはそれで助かりますが、あまりに多くなるとかえって使いづらくなったり、重くなってしまいます。

 
 経験的に最低限の携帯工具を持つようにしています。

 ワダがいつも持っているのは、TOPEAKのRATCHET ROCKET LITE(写真下)と、MAVICのタイヤレバー(片側がMAVICのハブのスパナになっています)と、LEATHERMANというブランドのニッパーやナイフを装備したフォールディングマルチツール。今のところこれでほとんど足りています。まあ、これで足りなかった場合は諦めるということで。。。

 お手頃で使いやすくアイデアがあるTOPAEKの携帯工具。

 上はMINI 9 PRO。

 2、2.5、3、4、5、T25(トルクス)、プラス、タイヤレバー(2本)をコンパクトに装備。これだけでマウンテンバイクのほとんどのボルト類に対応します。

 下はRATCHET ROCKET LITE。

 コンパクトなラチェットレンチで、作業性が高くてとても重宝してます。本体の逆側先端にもビットを装着できるので、さらに作業性アップ。

 
 携帯工具、ポンプ、スペアチューブはライドの必需品です。


 ハードテイルと呼ばれる、前フォークだけにサスペンションが装備されていて、フレームの後にはサスペンションが装備されていないマウンテンバイク。

 前後にサスペンションが装備されている、いわゆるフルサスペンションと呼ばれるマウンテンバイクに比べて低価格なモデルもあるので、購入しやすいがために「入門用」とされることが多いです。

 とりあえず自転車には乗れるけど、マウンテンバイクを初めて購入してデビューしようと思っている方は、予算が許すならフルサスペンションのバイクが最初から楽しいし、自分が持っていないスキルをバイクが助けてくれたりします。

 予算が限られていて、たとえばバイクの価格が10万円以下でデビューしたいとなると、選択肢はハードテイルのみとなります。

 ハードテイルバイクがフルサスペンションバイクに比べて劣っているかというと、それはなくて、乗り物としてのそれぞれと特徴があり、長所、短所があります。

 ハードテイルは、乗り手(ライダー)にスキルを要求してきます。

 フルサスペンションに比べて、ブレーキングやコーナーリングがシビアになり、登りでもリアタイヤがスピンしやすいのですが、いずれもバイクを操るスキルを身につけるとある程度克服できるようになります。

 ハードテイルのマウンテンバイクの楽しいところ、特徴は、そういったスキルを身につけなればならないけれど、いったん習得するとどんなバイクにも応用できること。乗り物を乗りこなしている感が強いこと、反応が早いのでバイクがいまどういう状態なのか把握しやすいところなど。

 フレームの素材や性格によっても、ひとくくりに「ハードテイル」でまとめられないほど多様なモデルがあります。

 大体において、ジャンプ用を除けば、10万円以下のハードテイルはニュートラルなハンドリングで安定感があり、どのモデルも乗りやすいデザインになっています。

 そしてさらにちょっとしたセッティングをしてあげると、なかなか楽しい乗りものになります。

 ずいぶん秋らしい気候になってきて、なんだかマウンテンバイクのすてきなシーズンが始まろうとしている感が。

 デビューしちゃいますか?
 


 急に秋っぽい気温になってきましたね。マウンテンバイクの秋だ。あ~ライドしたい!となります。しかし明日の天気は・・・・


 秋以降のショップイベントを計画中なのですが、初心者向けのスクール、ツーリングを中心に開催していこうと思っています。

 比較的近場で、マウンテンバイクの基本テクニックのスクールをしたり、のんびりライドしたり、いろいろ考えています。

 イベントが決定しだい、ご案内しますね!


 トレイルストアのFIVE TENの在庫も残りわずかとなってしまいました。。。。

 マウンテンバイクにあうフラットソールシューズといったらVANS!、VANSしか考えられなかったのが、FIVE TENを一度履いたら目からウロコがボロボロ。こんなシューズがあったんだとビックリしたのを覚えています。

 マウンテンバイクシューズもちゃんと作っているブランドなのですが、ずいぶん前から日本国内でのマウンテンバイクシューズの取扱いがストップしています。

 それでもマウンテンバイク(にも)使えるアプローチシューズやスケートシューズなどがあったのですが、、、、もう無理なのかなあ。入ってこないのかなあ。

 FIVE TENのマウンテンバイクシューズが入ってこないで困っている人、結構多いと思います。僕もその一人。

 なんとかしてほしいものだ。

 ということで、残りわずかですが在庫あります!


 ここのところ、バイクのセッティングについていろいろと経験しながら考えております。

 ハンドルの高さや角度、ブレーキレバーなどの取り付け角度などは携帯用のフォールディングツールがあればその場でできちゃいます。

 もう一つがサスペンション(エアスプリング)とタイヤの空気圧。

 FOXのデュアルステージポンプは、高圧用(サスペンション向け)と低圧用(タイヤ向け)と切り替えられるから、持っておくと便利なツール。

 大きさも使いやすく、携帯にも困らないサイズ。

 コリャけっこう!な便利ツールです!


 最近のワダのタイヤ圧セッティング。

 タイヤ/CONTINENTAL-MOUNTAIN KING PROTECTION 27.5*2.4。

 ホイール/MAVIC-CROSSMAX ENDURO。


 ちなみにタイヤメーカー推奨空気圧は50-60PSI。

 
 数値は目安。自ら体感した感覚にも答えがある。


 マウンテンバイクがさらに楽しくなるひとつの「ヒミチュ」。


 ホイール組み進行中~。

 わかるかな~?

 EN821DISCというリム、さすがMAVICとうならせるいいリムだなあ!


 マウンテンバイクに乗り始めた頃からずっと目標にしてきているライディングスタイルがあります。

 すべてのモーションが滑らかに繋がって始めから終わりまで一本の糸のように見えるスタイル。

 ほかのスポーツでいうならば、サーフィン、スノーボードのパウダーフリーライド。あのFLOW感をマウンテンバイクで表現したい。いつもそう思ってライドします。

 スノーボーダー故クレイグ・ケリーのパウダーフリーライディングが特に好きで、あんな風にマウンテンバイクで走りたいといつも思っています。

 ひとつひとつのカラダとバイクのマニューバーがきれいに繋がった時の気持ちよさと言ったら・・・・・。

 
 昨日もスローペースだけど、FLOWを大切にして丁寧にライドしました。そしてまた新たな発見が。

 マウンテンバイク、底が知れません。


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