先日ディスクブレーキをシマノ/DEOREに交換されたTさん。

 今回はドライブ系(クランク、ディレーラー、シフトレバー、スプロケット、チェーン)もDEOREに載せ替えしました。

 普通にいいんですよね、DEORE。

 XTRやXTなどがいいのはみなさんもわかっていると思うし、当然のこと。

 完成車でいうと10万円前後のモデルに搭載されていることが多い、普及モデルのDEOREは、もしかしたら初めてマウンテンバイクを購入して、初めて使うマウンテンバイクのパーツであることが確率的に多いかも。

 ということは、その操作感うんぬんで、マウンテンバイクが楽しくてしかたなくなっちゃうかもしれないし、なんだかな~になっちゃうかもしれない。

 メーカーとしても「勝負」を賭けたパーツ作りをしなければなりません。印象悪かったらシマノのパーツ、ずっと使ってもらえなくなっちゃうかもしれないもんね。

 以前、シマノの開発の方が言ってました。

 「XTRは、採算(コスト、価格)は後回しで、とにかくライダーが望んでいる最高のものを作るというコンセプトのもと作っているので、最高のもの作ったら、原価や販売価格が高くなっても仕方ない。みたいな感じだけど、一番気を使うのはXT。価格がある程度決まっていて、その中で最高のものを作ることになるので、裏を返せばコストパフォーマンスはXTが一番高い」

 まあ、そうでしょうね。XTRは別格で、XTはシマノのコンポーネントの中ではトップという感じだから。


 Tさんのバイクに組み込んだDEORE、普通にいいです。

 シフトもサクサク軽快だし、リアディレーラーにはスタビライザーついているし。

 DEOREとXTの違いは、付加価値。たとえば耐久性、精度、重量、操作感、質感など。

 ライディングするにあたって、必要十分な性能と機能が持っているし、リーズナブルだし。

 DEOREなど普及モデルのパーツの作り込みで、そのメーカーの本気度がわかりますね。

  


 今日は夕方の空に浮かんだ月がすごくきれいだったな~。

 梅雨の中休みが続いてますが、この季節、晴れの日の夕方から宵のうちの空はほんときれい。

 これが、ライドした後で、ビールを飲みながらだったら、さらにサイコーなんだろうけど。

 そういうことができるように、もっとがんばって行こう!
 


 梅雨の晴れ間ツーデイズ!。いや、なんだか晴れちゃいましたね。

 今日なんか、すごくいい天気。走りたかった・・・。

 さて、これから着手するホイール組は、オレンジのリムにゴールドのハブ。

 一見ムムム?なカラーと乗り合わせに見えますが、発色のきれいなFIRE EYEのリムに、明るめのゴールドのクワハラのハブはなかなか似合います。なんか新鮮。

 出来上がりが楽しみにホイールです。


 うひゃ~!、やっぱりかっこいい~!

 SANTA CRUZ BRONSONに、MAVIC CROSSMAX XL PRO LTDをさっそく投入。

 ダーク系のフレームに、ダークなホイール似合ってます。で、ポイントとして入っている、オレンジ、イエローがすごくいい。

 ライドの質も変わると思うし、生まれ変わった感じですね!、Oさん。

 VPPのロウワーリンクもクリーニング、ベアリングも交換して、超滑らかに。

 ライド、繰り出してください!


 MAVICの20周年限定モデルです。

 MAVICのホイールの中でも最軽量のホイール/タイヤシステム。ホイール重量はペアでなんと1470グラム。

 このホイールを装着して、ひと漕ぎ目のペダリングからあきらかな違いを体感できるぐらいすごいホイールです。これ、ほんとです。

 リム幅は19mmで、クロスカントリーレースからエンデュランス、トレイルライドなど、軽さと剛性のバランス要求されるシチュエーションですばらしいパフォーマンスを発揮します。

 ホイールとセットとなっているMAVICのタイヤは、新作のCROSSMAX PULSE 2.1インチ。デュアルコンパウンドを採用していて、軽快なセンターノブとコーナリング時に安定するグリップを提供するサイドノブが強い味方になります。また。シーラントも付属しているので、チューブレス化もあっちゅー間。

 プロ・リミテッドはブラックリムに1本だけイエローを配したブラックスポーク、イエローハブ、フロントハブはカーボンスリーブというインパクトのあるカラーリング。

 MAVICの最新技術を詰め込んだ、記念モデルにふさわしいホイールとなっています。 172,800円(税込)


 MAVICの20周年限定モデルです。

 トレイルからハードなグラヴィティライドまでタフさと軽量さを兼ね備えたCROSSMAX XL。

 23mm幅のリムは、最近のワイドタイヤとの相性もばっちりです。

 ホイールとセットとなっているMAVICのタイヤは、上質なグリップを提供してくれるCROSSMAX CHARGE XL(2.4インチ)をフロントに、トラクションと軽快さを兼ね備えているCROSSMAX QUEST XL(2.4インチ)をリアに装備しています。また、シーラントも付属しているので、チューブレス化もあっちゅー間。

 ホイール重量はペアで1710グラム。

 プロ・リミテッドはブラックリムに1本だけイエローを配したブラックスポーク、イエローハブというインパクトのあるカラーリング。

 MAVICの最新技術を詰め込んだ、記念モデルにふさわしいホイールとなっています。 145,800円(税込)


 早速2016のFOXでライドしてきました。

 フォークのセッティングは、サグ22.5パーセント(36mm)。マニュアルだとPLUSH(下り系)でのサグは20パーセントの32mmなのですが、試し乗りしたときもうちょっと動いてほしいなと思って36mmサグを取りました。
 リバウンドは最弱の状態から11クリック。
 コンプレッション側のロースピード、ハイスピードのダイヤルは最弱(マイナス)に。

 こないだも書いたけれど、ペダリングセクション(登り、平地)などで立ち漕ぎをガシガシするわけでもなく、ゆっくりスピードでも確実に登っていけるほうを優先するライディングスタイルをしている最近の僕にとって、ロースピード(低速側/おもにサスペンションの最初の踏ん張り感)が強くて初期の作動感をスポイルするならリニアに動いてくれた方が乗り心地がいいと思ったので、とりあえず最弱に。ハイスピード(高速側/おもにサスペンションの中盤から最後/ボトムまでの踏ん張り感)は、たぶんそこまで攻め込んだ走りはあまりしないだろうからこちらも最弱にしました。ここでいう低速/高速は、走るスピードじゃなくて、サスペンションに対して入力(押される)される力のスピードです。

 舗装路から林道へ向かい、砂利が浮く道を緩く登っていきます。なんだか「しっかりしている」感じが伝わってきます。

 また、林道の砂利やちいさな起伏が気にならないというか、いつもより滑らかな感じで進んで行きます。

 林道パートが終わってシングルトラックの登り。途中、倒木や段差などもある斜度はゆるいけどテクニカルな登りです。すごい好きな場所。

 わざと石の上や路面のへこみに前タイヤを通してあげても、感覚的にいうと「スルン」という感じにスピードも変わらずに通過していく。

 サスペンション(ショックアブソーバー)がもちろんいい仕事してくれているんでしょうが、林道の登りでも感じたしっかり感(剛性の高さ)も関係している。

 剛性が高いから、サスペンションが本来するべき仕事をしっかりとこなしてくれるおかげで、障害物を乗り越えようとする抵抗力が推進力へと変換されている感じ。なんか気持ちいいほど進んでくれます。

 ちなみにFLOATは160mm固定トラベル。フロント30T、リア40Tを使うような結構な斜面も登りますが、バイクの「ツボ」に乗ってあげると結構登れちゃいます。あ、登りでハンドル位置を低くしてフォームを保ちたいのならトラベルが変更できるTALASもあり。

 トラックを登り切って、アップダウンの続くトレイルへ。おとといから雨が降っていないトレイルはすごくいいコンディション。天気いいしヤバい・・・久しぶりの超発病。

 タイヤを2.25からコンチネンタルの2.4にチェンジしたにも関わらず、なんだか軽快に感じて最近普段あまりしない立ち漕ぎなんかもやっちゃったりしながらグングン進みます。

 少々斜度があり、根っこなども多い斜面のトレイルにドロップイン。

 ウキャ~!、なんだこの安心感は!、視線が安定するのでラインが読みやすいし状況が判断しやすいくて、思い通りのラインに行けるし、引っかかり感(けつまづき感)がまるでなし。スムーズに進んでいきます。

 左右にカーブの続くシングルトラックも楽しいのひとこと。

 バイクが気持ちよく反応してくれるし、スムーズに進んでくれるから、いつもより選べるラインが増えました。ああ、こんなラインのつなぎ方もあるんだ!って。

 マウンテンバイクでのトレイルライドって、同じ道を通っても毎回コンディションが違うから一つとして同じライドはなく、例えれば同じ波は絶対にないサーフィンみたいなもんだと思う。そして「こんなラインも描けるんだ」って、またさらに広がりが感じられた。

 いつもと違う、ちょっと起伏のあるラインを選択しても、初期から中盤と滑らかにサスペンションが作動してくれるのでなんか、フワフワフワ~って感じだった。


 サグが22.5パーセントでも、登りやペダリングセクションでロスと感じなかったし、むしろ全体を通して「気持ちいい~、楽し~、ヤバい~!」とライドできたので、いいかなと。

 ライドし終わって、サスペンションの動いた量をみてみると、140mmぐらいまで使っていました。

 ライド中には飛んだり、急斜面下ったり、高めの段差を前輪から下りたりするシーンもあったけれど、140mmのうちでサスペンションがするべき仕事をしっかりこなしたんだな。

 あとの20mmは、もっとすんごいシーンのための安全マージン。だって、普段のライドからサスペンションが底付き(ボトムアウト)したら、ぞっとしますよね。


 ということで、2016のFOX。ヤバいです。これ以外のことはお店で聞いてください。ムフフです。

 


 FOXの3/4スリーブのラグラン・ジャージーです。

 ROYAL製のポリエステル100%。当然ライドジャージーだけど、デザインがいいから普段も普通に着られちゃう。

 ごくわずか入荷しました。

 ストックはMサイズとLサイズ。7,452円(税込)


 ファットタイヤではなくワイドタイヤ。

 バイクの進化に伴って、タイヤも変革の時期にきてます。

 ホイール径が、26インチ、29インチ、27.5インチ(650B)と広がり、今度は27.5プラスという規格もでてきます。

 ファットバイクと呼ばれる太いタイヤの幅は、大体4.5~4.8インチ(約114~122ミリ)前後。

 普通のマウンテンバイクのタイヤ幅は2インチ(約51ミリ)ぐらいから、ダウンヒルバイクなどで使用する2.5インチ(約64ミリ)ぐらいまで。

 ちょっと前まではクロスカントリー向けのタイヤの幅は2インチ前後でしたが、今じゃ2インチは細い方で、2.2や、ライダーやバイクやコースによっては2.4なんかもレースで使われちゃうような時代になっちゃいました。(もちろん、バイクやコース、ライダーの嗜好などで変わりますが)

 2.4インチといったらダウンヒルバイク向けのタイヤだった。わずか10数年前はダウンヒルバイクだって2インチぐらいだったし。昔はね。

 バイクの進化、ホイール規格の細分化、タイヤにももちろん進化が求められる。

 コンチネンタルのMOUNTAIN KINGの2.4をNOMADに投入しました。

 みるからに太い。ちょっと重い。でも、デメリットになりそうなポイントを上回る長所がある。

 僕の最近のライドスタイルはスピードよりもコントロール、リズムやハーモニー。速さよりもスムーズさ、確実感、安定感、安心感を優先します。

 タイヤがちょっと重くなって登りのスピードが落ちてもあまり気にしない。ゆっくりでも確実に登っていけることを優先したい。

 テクニカルセクションや下りではコントロール性能と安心感、安定感を。そして、ここがポイントなのですが、バイクとライダーの一体感を失ってはならない。

 バイクに遊ばれないで、身体の一部のようにバイクを遊んであげる。自分の思い通りに。そういう乗り方が好きだし、そういうバイクが好き。

 僕がファットタイヤになかなか乗らない理由はここにあります。1週間に7日間ライドできるんであれば、「今日はファット乗っちゃおうかな~」になるかもしれないけど。

 細すぎず、太すぎず、いい塩梅の幅を持ったタイヤは、楽しいライドに繋がるし、昨日のFOXのフォークのお話と一緒だけど、「また乗りに行きたい!」ってなるほどの楽しさをもたらしてくれると思います。

 タイヤのチョイス、特徴など、お店にあるタイヤはほとんど使ってみたので聞いてください!


 豆乳ですよ、いや、投入ですよ!

 がっしり感アップ。

 サグを出して、リバウンドダンパーをいじって、あとはライドしてみるのみ!

 この前に装着していたROCKSHOX / PIKE DUAL AIR 160の重量が1980グラム、対してこちらは2000グラム(いずれも実測値/コラム長同じ、アクスルも含む)。実測での差はわずか20グラム。。。

 パーツの進化はライドにも進化をもたらす。各パーツの性能がちゃんと発揮するようにセッティングする。手のくわえられた乗り物がライドする楽しさを増幅してくれるんだと思う。



 (FOXのサスペンションがいい仕事をすることによって)「楽しいライドができたのなら、いい思い出になって、また、走りに行きたくなるでしょう」

 すてきなことを言ってたなあ、FOXの国内代理店のOOSHIMAさん。

 こんなこと考えながらマウンテンバイク業界でお仕事されている人ってどれぐらいいるんだろう。マウンテンバイク好きだったらみんなそうなんだろうな。
 
 僕もその一人でありたい。


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